奥歯の噛み合わせが悪い!引き起こされるトラブルと原因

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奥歯は上下左右、前後の位置関係が崩れてしまうことで噛み合わせが悪くなります。歯の高さが数ミリ違っているだけでもバランスを崩してしまうのです。頭痛や肩こりがなかなか治らないなどの体調不良の原因は、奥歯の噛み合わせが悪いことが原因なのかもしれません。奥歯の噛み合わせが悪いことで引き起こされる可能性があるトラブルや噛み合わせが悪くなる原因など、奥歯の噛み合わせについて、歯科サプリ編集部がお届けします。

奥歯の噛み合わせが悪いと起こるトラブル

奥歯の噛み合わせが悪いことで引き起こされるトラブルにはさまざまなものがあります。なかなか良くならない症状の原因に噛み合わせが関係していることもありますので、考えられるトラブルについて知っておきましょう。

虫歯や歯周病

噛み合わせが悪いことで唾液の分泌が妨げられることがあります。唾液は虫歯菌が出す酸を中和させたり、エサとなる雑菌を洗い流したりする他、口の中の殺菌作用もあり、虫歯や歯周病から歯を守る役目があります。噛み合わせの悪いことが唾液の分泌を妨げてしまうということは、口の中の虫歯や歯周病のリスクも高めてしまうことになるのです。

また、上下左右の歯がきちんと噛み合わないことで、歯と歯がぶつかったり噛みしめたりすることで自然に落ちていた汚れが落ちにくくなります。さらに食事の際、一部の歯に負荷がかかる状態が続くことで、歯周ポケットに影響する可能性があります。

顎関節症

奥歯の噛み合わせが悪い状態が続くと、顎にも負担をかけることになり、顎関節症になる場合があります。噛み合わせが悪いことが原因で、食事中しっかりと噛みしめ咀嚼することができなくなります。

すると無意識に噛む位置をずらして食事を行うようになり、顎に負担をかけてしまうことになります。そのようなことが長く続くと、顎の周辺の筋肉や関節に影響を及ぼすことになり、顎関節症になってしまうことがあるのです。

顔の表情のゆがみ

噛み合わせが悪くなることで顔の左右バランスが崩れてしまい、表情のゆがみなどが生じる場合もあります。

また、噛み合わせの影響で、食事をする際に少しでも噛みしめやすい側で咀嚼をしてしまうことがあります。それは顔の片側の筋肉ばかりを多く使うことになるため、いつも使っている側とあまり使わない側とで筋肉に変化が起きてしまい、表情筋の左右バランスが崩れてしまいます。それが表情のゆがみの原因となってしまうのです。

頭痛や肩こり

咀嚼するなど口を動かすための筋肉は首や肩の筋肉につながっています。噛み合わせの悪さがその筋肉のバランスを崩してしまい、血流が悪くなったり、筋肉に緊張を強いたりする場合があります。そういった状態が原因となり、頭痛や肩こりとなってしまう場合があるのです。

なかなか良くならない、慢性的な頭痛や肩こりがある方は、噛み合わせが原因となっていることも考えられます。

自律神経にも影響の可能性

噛み合わせが悪いことで、一部分の神経に負担がかかることがあるため、それが自律神経のバランスも崩してしまうことがあります。また、咀嚼が片側になるなどの状態が続くことで頚椎を歪ませてしまい、それが精神的なストレスを引き起こしてしまい、そのストレスが原因となり自律神経に影響することもあります。

噛み合わせが悪くなる原因

噛み合わせは急に変化するものではありません。自分でも気づかない生活習慣などを続けることで、知らず知らずのうちに少しずつ変化します。悪くなる原因を知り、生活習慣をあらため、噛み合わせが悪くなることを予防しましょう。

食事する際の噛み癖

噛み合わせが悪いことで噛み癖がつく場合もありますが、逆に噛み癖が噛み合わせを悪くする原因となることもあります。歯の噛み合わせは、急に変化するのではなく、日常の積み重ねによって変化します。片側ばかりで噛みしめる習慣がついてしまうと、片側の歯がすり減ることで左右のバランスが崩れ、噛み合わせが悪くなることがあります。また、片側ばかりで噛むことが顎の筋肉のゆがみの原因にもなり、それが顎の骨にまで影響し、噛み合わせが悪くなってしまうこともあります。

片方でばかりで噛んでしまう噛み癖がつく原因は、虫歯などさまざまです。両方の歯でバランスよく咀嚼するような生活習慣に戻すことで、噛み合わせが悪くなることを予防できます。

歯科治療の影響

歯科治療により詰め物や被せ物をすることがありますが、それらが合っていない場合も噛み合わせに影響する場合があります。詰め物や被せ物により左右の高さが変わってしまい、そこから噛み合わせのバランスを崩してしまったり、片側の歯がすり減ってしまい、左右の高さが変わってしまったりすることもあります。また、抜歯して歯を失った状態を放置しておくと、周りの歯の位置が動いてしまったり、一部分の歯が伸びたりする場合があり、それも左右のバランスを崩し噛み合わせが悪くなる原因となります。

歯科治療は途中で放置せず、治療が完了するまで歯科医院に通うことが大切です。また、治療中、咀嚼に違和感がある場合は、すぐに担当医に相談するようにしましょう。

歯ぎしりなどの習慣や癖

寝ているときにしている歯ぎしりも噛み合わせに影響します。同じように、集中しているときに歯を食いしばってしまう癖も、歯がすり減ってしまう原因になり、噛み合わせを悪くすることがあります。つい行なってしまう頬杖も、片側ばかりでする癖があると噛み合わせのバランスを崩す原因に。

癖を治すためには日頃から自分自身で注意しながら生活を送るようにし、歯ぎしりなどは歯科医院での治療可能な症状もありますので、専門医へ相談しましょう。

歯並び

歯並びが悪いことは、顎の筋肉や関節に影響を及ぼし、噛み合わせにも影響します。生まれつき歯並びが悪い方は、子供の頃には問題がなくても大人になるにつれて影響が出てくることもあります。生まれつきの場合だけではなく、歯並びは毎日の生活習慣、虫歯や歯周病など、生活の積み重ねで変化することがあります。子供の頃とは歯並びが変わっている可能性があるということを知っておくことも大切です。

歯並びの改善は自分で行うことは難しいため、違和感がある場合は歯科医院など専門医への相談が必要です。

少しでも違和感のある場合は専門医に相談

奥歯の噛み合わせが悪いことを放置することで、さまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。しかし、自分の噛み合わせを自分で判断することは難しいため、知らず知らずに放置してしまうことがあるかもしれません。

顎の痛みや顔の表情のゆがみ、歯並びなどは自分でも気づくことができます。慢性的に頭痛や肩こりがある方は、噛み合わせが根本的な原因になっている可能性もあります。自分で何らかの違和感がある場合は、早めに歯科医などの専門医に相談し、噛み合わせの改善を行うようにしましょう。

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