抜かない矯正歯科および矯正失敗を避ける方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

矯正歯科治療とは、歯並びがよくない人や、噛み合わせがわるい人などの歯の並びを、スッキリとした歯並びに矯正する治療のことです。矯正装置を使い歯や顎骨に力をかけ徐々に歯を移動させる治療方法です。

矯正治療のためにスペースを確保するための方法としては、歯を抜く矯正治療方法と歯を抜かない矯正治療方法があります。どちらの方法を採用しても失敗しないように治療してもらう必要があります。

歯科医院(歯科医師)によって抜歯するかしないかは変わってきますし、抜歯をせざるを得ない場合もあります。抜歯するかしないかについて認識しておいた方がよいと思われることを、歯科サプリ編集部がお届けします。

不正咬合の種類と不正咬合に伴う症状


 
 
 
 
 
 
 
 

歯科矯正治療が必要な不正咬合の種類を以下に挙げます。

◎上顎前突
上の前歯が傾き前に出ている状態で、上の歯と下の歯の噛み合わせが正常でない状態です。俗に「出っ歯」と呼ばれます。
◎反対咬合
下の歯が上の歯よりも前に出ている状態です。噛み合わせが上下逆の状態です。側に「受け口」と呼ばれます。
◎八重歯
上の糸切り歯が歯並びから飛び出している状態です。
また、「乱食い」と呼ばれるのは、歯並びがデコボコになっている状態です。
◎開口
食べ物を噛んでも上下の歯がかみ合わず、上下の歯が空いてしまう状態です。
前歯で食べ物をうまく噛み切ることができません。
◎手術を必要とする顎変形症
歯列矯正だけでは治療ができず、顎の骨を外科手術で削るなどの必要がある場合です。

<不正咬合が呈する症状>
上に挙げた不正咬合をそのままにしておくと、以下のような症状を呈する場合があります。

・噛み合わせが悪く、食べ物がよく噛めないことがある。
・空気が抜けて、ことばが不明瞭になる場合がある。
・歯がデコボコしていると歯磨きが行き届かなくて、むし歯や歯周病の原因になることがある。
・食べものなどが残ったままになり、口臭の原因になることがある。

歯科矯正治療の概要

歯並びが気になっている人が歯科矯正治療を受診しようとするとき、歯科医院をHPなどで探すわけですが、その際、歯科矯正治療を得意にしている歯科医院を探すのがよいと思われます。

歯科矯正治療は専門性の高い医療で、歯科大学卒業後に知識・技能を高めるべく、さらに十分な研鑽を積む必要があります。歯科矯正治療には精密な検査を必要としますが、そのための検査機材が設備されていることも重要です。

 
相当な費用がかかることになるかもしれませんので、矯正歯科医院を複数受診してカウンセリングを受けることをおすすめします。

<歯科矯正治療の手順>
◎精密な検査
歯型、レントゲン写真などが撮られ、治療方針が検討されます。
◎検査結果と治療方針の説明
検査結果と元に検討された治療方針の説明がなされます。
◎矯正装置の装着
何回かに分けて矯正しようとする歯列に矯正装置を装着します。上下全ての歯、または、上の歯または下の歯に矯正装置が装着されます。
◎チェック
通常、月一回、矯正装置と口腔内のチェックがなされます。
◎保定装置(リテーナー)による保定処置
保定装置は、矯正装置で動かした歯が戻らないように安定させるための装置です。
保定装置を使いはじめて1年くらいから、歯列の位置が落ち着いてきますので、リテーナーを外す時間を増やしていきます。
◎終了(メンテナンスへ移行)
終了後も年間に3~4回のペースで、メンテナンスが行われます。

歯科矯正治療における抜歯するかしないかの選択

矯正治療で歯を抜いて治療するか、抜かないで治療するかは、それぞれのメリットとデメリットがあります。歯科医師の説明をうけて、納得した上で治療方法を決定することが重要です。

歯科矯正というと、治療の一環でどうも歯を抜くというイメージがあるようですが、歯を抜かないで矯正するということが広まっています。歯科矯正医は、最初から歯を抜くことを想定しているわけではなく、何とか歯を抜かずに矯正治療ができないかと考えます。歯を抜かずに矯正治療をするということは、デコボコした歯や、出ている歯をきれいに並べたり引っ込めたりするためにどこかにスペースを作ることが必要です。

以下に、歯を抜かない歯科矯正治療の方法を紹介いたします。
(これらの方法が適用できるかどうかは、個人差がありますので、一概にいえません)

<奥歯の移動>
親しらずは別にして、人の歯は通常28本あります。この内の上下左右の奥歯をもっと奥に移動する方法です。

<歯の列自体を外側という外側へ移動>
歯列を側方は拡大する方法です。なお、過度な拡大は治療後の後戻りする原因となります。

<歯を削り歯と歯の間をあける>
歯はエナメル質でコーティングされていて、このエネメル質の層を1/4~1/3位なら削っても大丈夫なので、おのおの歯を削って隙間をつくります。

<前歯を前方へ移動>
さらに移動させる必要がある場合は、前歯を前方へ移動させる方法をとります。上下の歯の角度はある程度の許容範囲があり、その範囲内で前方へ出すということになります。ただ、この場合横顔における口元が前へ出て見えることや口が閉じづらいということがあるかもしれません。

<外科的な手術>
骨格的な問題にある場合(出っ歯や受け口など)で、歯を抜かない場合には、外科的な手術が必要となります。

矯正歯科の失敗事象とその原因

矯正歯科治療を行ったのに、治療前の想定と違った結果となってしまったなどの失敗事象(NG矯正)と原因を説明いたします。「矯正を失敗した」と矯正の再治療を希望される方の具体的な主訴を列挙します。

◎自分の思っていた結果と違う。(希望通りの口元・歯並びにならなかったなど)
◎治療期間が長い。
◎治療後すぐに元の不正咬合に戻ってしまった。
◎担当の歯科医師の治療が信用できない。

<原因>
◎患者と治療した歯科医師とのコミュニケーション不足
歯科医師は、検査をもとに治療計画をたて、治療後の歯並びなどの予想を患者に丁寧に説明して患者に納得頂いたうえで治療に取り掛かる必要があります。

◎患者の協力が十分の得られなかったため、十分に得られなかったため。
患者は、歯科医師の指示・指導に従いましょう。

◎歯科医師に質問をしても納得のいく説明・回答が得られない。
・セカンドオピニオンを他の歯科医師へ求めるのもよいと思われます。
・矯正歯科治療は、高度な治療技術、日々の研鑽が重要です。未熟な技術と経験で上記の訴えという結果を引き起こしていることも考えられます。

◎歯科矯正治療で、とりあえず動かしてみたが、NGはありえない。
・歯科医師が原因の失敗矯正(NG矯正)に共通するのは、その歯科医師がたてた治療計画が十分でなかったことが多いと思われます。歯科医師が矯正治療に関する教育を十分には受けていないとか、治療経験も多くないため診断が正確でなく、実行可能な治療計画を立てられないということがあり得ます。
・歯科矯正治療は、どのような装置を使ってどのようにどのくらい歯を動かすか見極めて、治療計画に従って行われるものです。矯正が得意な歯科医師であれば、歯がどのように移動し、どのくらいの期間で目的の歯列になるかは、あらかじめ予測できるものです。
・もし途中で治療方針に変更があっても、治療期間や結果などへの影響度合いも把握でき、患者の質問にも的確な回答ができるはずです。
・歯科矯正治療は、簡単にやり直せるものではありません。歯科矯正の教育を受け、臨床経験をつんだ歯科矯正専門医など、矯正を得意にしている歯科医院(歯科医師)を選ぶことが望ましいといえます。

できる限り歯を抜かない矯正治療と失敗しない矯正治療

歯科矯正治療は、不正咬合や乱れた歯並びを正しい位置へと移動させて矯正するという治療です。歯並びをきれいに整えることに加え、歯の大切な機能である、食べ物を咀嚼するという働きを正常にする治療です。

歯並びがきれいになれば、人に与える印象もよくなることは間違いないところです。

歯科矯正治療は多額の費用がかかります。また、矯正治療は多くは後戻りできませんので、失敗しない矯正治療を目指すことが重要です。可能なかぎり抜歯しないで行う矯正治療を目指しましょう。歯並びが気になるひとは、まず、矯正を標榜している歯科医院を受診して相談することからはじめましょう。

抜かない矯正でおすすめの矯正歯科 近畿編

山崎デンタルクリニック

出典:http://www.yamazaki-shika.com/

電話番号 075-371-4618
住所 京都府京都市下京区烏丸通塩小路上るSKビル4階
アクセス JR東海道本線 京都駅 徒歩3分
診療時間 【平日】9:30〜19:30
【土曜】9:30〜18:30
休診日 日曜日・祝日
URL http://www.yamazaki-shika.com/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る