従来の矯正より期間が短縮できる?話題のインプラント矯正 | 歯科サプリ

従来の矯正より期間が短縮できる?話題のインプラント矯正

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インプラント矯正をご存知ですか?従来の、歯に装置をつけて移動させる矯正法と違って、あごの骨に一時的にインプラントを埋め込み、そのインプラントを支点として矯正を行う治療方法のことです。

矯正期間が短くて済む、抜歯せずに矯正できる可能性が高まるなど、メリットが多そうなインプラント矯正ですが、「インプラント」という響きから、通常のインプラント手術を考え、尻込みしてしまう人もいるかもしれません。そこで今回は、インプラント矯正とはなにか、またそのメリット・デメリットについて、歯科サプリ編集部がお届けします。

インプラント矯正の概要

インプラント矯正というのは、歯列矯正を行うときに小さなインプラント(スクリューなど)を埋め込んで矯正を行う方法で、1990年代に登場した比較的新しい治療法です。歯ではなく、埋め込んだインプラントを支点にするため、しっかりと歯を引っ張ることができるのが特徴です。その治療の手順について、まずご説明しましょう。

その1.インプラントを埋める

まず、矯正用のインプラントを埋め込みます。矯正用インプラントは、通常の歯根の代わりとなるインプラントよりも、長さ・太さ共に小さいものとなっています。

麻酔をして小さなインプラントを埋め込みます(1.5mm~3mm程度)。しっかり麻酔をかけて行いますのでそれほど痛みもなく、短時間で終わります。術後には多くの場合、鎮痛剤を処方されますので、痛みが出た場合にはそれを服用します。しかし、大きく腫れたり、痛みで日常生活が送れないといったことは余り報告されていません。

その2.経過観察

埋め込んだ矯正用インプラントが安定するまで、約1~3ヶ月ほど待ちます。最初の10日~2週間くらいはあまり触ったり、強く歯ブラシで擦ったりということのないようにしましょう。安定するまでの間に、数回の通院が必要です。

その3.矯正開始

インプラントの埋め込みから数ヶ月たって、インプラントが安定したら矯正をスタートします。インプラントを支点として、あごの間のゴム(エラスティック)やワイヤーとブラケットなどを使って矯正し、歯を動かしていきます。もし、インプラントが取れたり、緩んだり、折れたりといった場合には、再度インプラントを埋め込む必要があります。

その4.インプラントの取り出し

矯正が終了したあとは、インプラントを取り出します。通常のインプラントと違いあごの骨と密着していませんので、思ったよりも簡単に取り出すことができます。場合によっては、麻酔をしなくても取り出しが可能です。もちろん痛みがある場合には、麻酔をかけてから行います。取り出したあとは、傷口も残らずきれいに治ります。

インプラント矯正のメリット

矯正期間が短くて済むことが多い

従来の矯正では、歯と歯を引っ張りあって移動させることで矯正していたため、移動して欲しくない歯が動いてしまうことがありました。それに対し、インプラントは支点がしっかりと固定されているため、移動させる歯だけを的確に動かせます。そのため治療が確実になり、治療期間が短くなる傾向があります。

抜歯をしなくて済む可能性が高い

インプラントでしっかり支点を確保するため、従来の矯正方法よりも強い力で引っ張ることができるようになりました。それにより、歯の移動が大きくできるようになったことから、今までなら抜歯していた歯でも抜歯せずに矯正できる可能性が高くなっています。もちろん、すべてのケースに適応されるということではなく、インプラント矯正でも抜歯後に矯正を行うこともあります。

矯正装置を減らすことができる

今までの矯正治療では、強い固定を行うために長時間のヘッドギア着用や、ゴムの着用が必要になることもありました。しかし、インプラント矯正ではしっかりした固定を確保していますので、装着装置を減らすことができます。長時間装置をつけておくことは、大きな負担でもありますので、ストレス軽減にも役立ちます。また、装置によって発声が悪くなることを防止できます。

インプラント矯正のデメリット

麻酔をして処置をする必要がある

前述のとおり、インプラント矯正は麻酔を行ってインプラントを埋め込む必要があります。麻酔そのものに抵抗がある場合は、表面麻酔と浸潤麻酔の二重麻酔など、麻酔の痛み対策をしてくれる歯科医院も多いため、事前に相談しておくとよいでしょう。また、処置のあとは、場合によっては鎮痛剤が必要になることもあります。

埋め込んだ周囲に感染症を起こす可能性がある

矯正用インプラントを埋め込んだあとに、衛生管理をしっかり行って、その周囲を清潔に保っておかなければ感染症を起こす場合があります。通常のケアとしては、やわらかめの歯ブラシなどで汚れをしっかり落として、さらにうがい薬を使うことをおすすめします。また、定期的な歯医者さんによる診断も必要となります。

インプラントが折れる・脱落することがある

矯正用インプラントは、小さいものが多いため、稀に折れてしまうことがあります。折れたときにはそのインプラントを取り除かなければいけません。埋め込みのときと同じように麻酔をかけてから、処置を行って、再度別の場所にインプラントを埋め込む必要があります。

また、もともと矯正用インプラントは、取り外しがしやすい作りになっていますので、脱落することもあります。こちらも折れた場合と同じように、再度別の場所にインプラントを埋め込みます。

インプラントを取り除く必要がある

矯正終了後には、埋め込んだ矯正用インプラントは、取り除く必要があります。多くの場合麻酔は必要ありませんが、痛みがあることもあります。その場合には麻酔をかけて処置を行います。ただし、埋め込みのときより痛みは少なくなりますので、ひょっとすると麻酔注射のほうが痛いかもしれません。ケースバイケースで歯医者さんと相談しながら、方針を決める必要があります。

インプラント矯正を考えるにあたって必要なこと

いかがでしたか。インプラントといえば大きな手術のイメージがありますが、インプラント矯正なら「やってみたい」という方も多いのではないでしょうか?

インプラント矯正を行っている歯科医院は、まだ少ないのが現状です。しかし、患者の立場からすると、インプラント矯正は治療期間が短い、痛みも少ない、仕上がりがきれい、抜歯もせずにきれいな歯並びを手に入れられる可能性も高いなど、メリットを大きく感じますね。

また、歯医者さんの立場からしても、しっかりと支点を確保できるため矯正治療を進めやすく、取り組みやすい治療法といえます。興味のある方は、ネットや口コミなどで、インプラント矯正を行っている歯科医院を探して、まずは話を聞いてみましょう。

インプラント治療でおすすめの歯医者さん 近畿編

三条河原町デンタルクリニック

出典:http://www.sanjo-dental.com/

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