予防歯科と歯科検診は違います!予防歯科と歯科検診の違いとは?

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予防歯科と歯科検診。この2つの言葉を聞くと同じように聞こえるかもしれませんが実際には大きな違いがあります。予防歯科と歯科検診を使い分けていくことで、健康な歯を長く保つことができます。知った日からあなたも早速使い分けたくなるはずです。予防歯科と歯科検診にどのような違いがあるのかについて歯科サプリ編集部がお届けします。

予防歯科って何

予防歯科とは、虫歯になるまえに行うものことで虫歯になることを予防する目的で行います。
予防歯科には歯科医院などで歯科医や歯科衛生士などのプロから知識や技術の指導、アドバイスを受けながら予防処置を行うプロフェッショナルケアと教わったことを踏まえて自宅などで行うセルフケアの2種類があります。
予防歯科は近年ますます需要が高まっており、2012年には厚生労働省から歯科口腔保健の推進に関する基本的事項が報告されるなど予防歯科を推奨する動きが日本全体で見られています。
予防歯科にはポイントがあります。そのポイントは以下の3点になります。

ポイント1 歯にフッ素を残す

フッ素とは虫歯予防に欠かせないもので、骨を形成するためには欠かせない成分となります。
フッ素は酸により溶けだしたカルシウムやリンの補強、歯の質の強化、虫歯を引き起こす細菌の働きを弱めて酸が作られるのを抑えるという働きをしてくれます。
フッ素は歯磨き剤に含まれており歯磨き中だけでなく歯磨き後も長く口の中にフッ素を残しておくことが理想です。
フッ素を口腔内に残すためにはいくつかポイントがあります。
歯磨き剤は1cmほど歯ブラシに出し、3分間じっくり磨くようにしましょう。すすぎは少量の水で少ない回数が理想です。具体的には5~15mlの水で5ほどのうがいをすることが効率的です。

ポイント2 歯垢を落とす

歯垢はプラークとも言い、歯の表面に付着して増殖する細菌の塊です。プラークは約2~3億個の細菌がいるといわれており、歯垢を除去することが大切です。
歯垢はセルフケアで落とすことができますが、歯垢が進行して硬くなってしまった歯石は歯ブラシで落とすことができず、歯科医院の力を借りなければならなくなります。そのため、歯垢のうちに除去してしまうことがポイントです。
歯ブラシの多い差は自分の口に合ったものを選び、歯茎の強度に合わせて歯ブラシの強度も選ぶようにしましょう。
また、デンタルフロスを併用すると歯ブラシのみで歯をケアした時よりも30%も歯垢を落とすことができるようになるとされています。
デンタルフロスにはロールタイプやY字タイプなどがあるため自分が使いやすいものを選びましょう。

ポイント3 細菌を増やさない

細菌は虫歯などを引き起こす直接的な原因となります。
細菌は特に唾液の分泌量が減る就寝中に増える傾向があるため、この時間に細菌を増やさないことがポイントです。
就寝前に殺菌剤が配合されているデンタルリンスを使用するのが効果的です。

歯科検診って何

歯科検診は虫歯や歯周病の早期発見を目的に行われるものです。
半年に1度、検診を受けることが推奨されています。歯科検診は歯科でのみ受けることができるものです。
歯科検診には自ら歯科医院を予約して受診行動をとるもの、虫歯の治療などで通っている歯科医院から半年に1度通知をもらったタイミングで予約する場合、市町村が無料で行っている歯科検診までさまざまあります。
市町村にもよりますが、無料で歯科検診が受けられる対象者は1歳6カ月、3歳、妊産婦となります。
歯科検診では以下のようなことが行われます。

虫歯・歯茎のチェック

虫歯がないか、歯茎が無いかをチェックしてもらえます。虫歯は表面だけでなく歯の隙間や以前治療して詰め物をしている場所も含めて広範囲に念入りにチェックをしてもらえます。
また、歯茎は歯周病の予防のために歯周ポケットが無いかなどをくまなくチェックしてもらえます。

歯垢・歯石の除去

歯ブラシで取り除けていない歯垢は歯科医院でも専門的な機械を使用してブラッシングしてもらえます。また、歯石はブラッシングでは取り除くことができないため、専門的な機械で削り取ってもらいます。
歯垢や歯石の除去は自ら申し込んだ歯科検診では検診時に行ってもらうことができるのですが、妊婦健診など市町村から無料で提供されている歯科検診では行ってもらうことができず、後日改めて歯科を予約して治療をしてもらわなければならなくなります。

ブラッシング指導

歯磨きの癖などは人それぞれ異なるためその人の歯並びなどに合った歯磨きの指導をしてもらうことができます。
どこが磨けていないか、歯垢がどこに残りやすいかを知りたいという場合は歯垢の染め出しチェックをしてもらうこともできます。
こちらも歯垢や歯石時の除去同様に、妊婦健診など市町村から無料で提供されている歯科検診では行ってもらうことができず、後日改めて歯科を予約して治療をしてもらわなければならなくなります。

他にも歯や歯茎の実だけでなく頬の内側や舌など口腔の粘膜に病気がないかというところもチェックしてもらえるのが歯科検診の特徴ともいえるでしょう。

予防歯科と歯科検診を使い分けることがお勧めである理由

予防歯科と歯科検診は何より使い分けることがお勧めです。
予防歯科を行い自力で歯磨きをしていても人には歯磨きには人それぞれの癖などがあるため完全にきれいに毎日磨き続けることは難しいとされています。
そのため、歯科検診を受けることで自分の歯磨き技術を知ることができ、予防歯科に生かしていくことができます。
また、予防歯科では受けることのできない歯垢や歯石の除去をしてもらえるため、歯や歯茎の健康を維持することができます。
予防歯科を毎日続けて行い、自分の行っている予防歯科の結果をチェックしてもらうために歯科検診を併用すると良いでしょう。
また、予防歯科では虫歯の早期発見は難しいものです。
虫歯は早期発見早期治療をすれば回数も少なく、痛みもなく済みます。
このことから予防歯科と歯科検診は併用することが良いと考えられます。

日本では予防歯科や歯科検診への意識がまだまだ低いことが現状です。
歯科検診を90%の国民が積極的に受けているとされるスウェーデンでは80歳での歯の平均残存数は20本であるのに対し、日本では歯科検診を積極的に受ける割合は2%であり、80歳での歯の平均残存率は8本とされています。
この結果からも予防歯科の継続だけでなく歯科検診を受けることの重要性が分かります。

予防歯科と歯科検診を併用して健康な歯を維持

予防歯科と歯科検診には大きな違いがあるということが分かりました。
予防歯科は歯科医院でも行うことができますがセルフケアを促されることが多くなります。また、予防歯科は毎日継続して行うことで効果を得ることができます。
自分の行ってきた予防歯科が効果を発揮しているか、さらにどのような予防歯科を行えばよいのか、虫歯や歯周病の早期発見に歯科検診を利用することで、健康な歯を長く維持していくことが可能になります。
厚生労働省では8020運動により、80歳まで自分の歯を20本以上残す取り組みを推奨しています。80歳になっても自分の歯を20本以上残せるように、ぜひ予防歯科と歯科検診を併用していきたいものです。

予防歯科でおすすめの歯医者さん 関東編

テヅカ歯科クリニック

出典:http://tezuka-dc.com/

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