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予防歯科の費用はいくら?長く美しい歯を保とう!

 更新日:2023/03/27

予防歯科の費用は思ったよりも高くありません。保険適用だと、数千円で歯のお手入れをしてもらえます。

今回は、予防歯科の費用や治療内容、予防歯科に行く頻度などを紹介します。

歯は一生付き合っていく大切なもの。予防歯科に行って、健康で美しい歯を保ちましょう!

この記事の監修ドクター:
坂中 幸誠 歯科医師 さかなか歯科 院長

 予防歯科の費用はいくら?

予防歯科は、保険適用の場合と適用できない場合の2パターンがあります。

保険適用の場合

 治療費は3000円~3500円程度

予防歯科の費用は、歯医者によって異なりますが、一般的に保険適用で3500円程度です。

内訳には、歯石除去費、歯周病・虫歯治療費のほか、初診料やレントゲン費用が含まれます。

健康保険は病気の治療を行う場合に、適用されます。そのため、予防歯科といっても「歯周病治療」といって歯石除去などを行います。

 治療内容

治療の名目で行うため、歯周病の原因となっている、歯石の除去がメインになります。

歯と歯茎の状態のチェックや、虫歯・歯周病になっていないかの検査を行った後、「超音波スケーラー」などの除去器具を使って歯石を落とします。

歯石の量が多い場合は、複数回に分けて行う場合もあります。また、上下別々に分けて行うこともあります。時間は1回30分程度です。

保険適用外の場合

 治療費は5,000円〜30,000円程度

保険外の場合5,000円〜30,000円程度。歯医者によって治療内容・値段が変わります。

「虫歯を予防したい」「美しい色ツヤを出したい」「着色汚れを除去したい」といった、審美目的で受ける治療が主です。

一般的に「PMTC」と呼ばれる施術になります。

 PMTCとは?

PMTCは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略称。

つまりプロが行う歯のクリーニングです。セルフでは行えない汚れなどを除去してもらえます。

人によって歯の状態はさまざまなので、治療内容も異なりますが、主に着色汚れを落としたり、歯石・歯垢が付着しないようにしたり、歯石除去を行ったりします。

 治療内容

治療は主に3つの工程に分かれます。

磨き残しを赤く染める、薬を使って、どこが磨けていないのかの確認や歯磨き指導を行います。

セルフケアでは落としきれない歯の汚れを除去していきます。歯は、一人ひとりの歯の状態に合わせた専門の器具を使い、表面や隙間歯石などを磨きます。

軽めの着色汚れはこの工程で落とされます。痛みはありません。口内の細菌を減らす効果があるため、歯を健康な状態に長く保てます。

フッ素やトリートメントを塗って歯石をつきにくくさせます。

 予防歯科に行く頻度はどのくらいが良い?

3か月に1回がベスト

どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、歯の隙間や歯周ポケットに入り込んだ歯垢はカンペキには落とせません。

歯垢が歯石に変化するのは、2日~14日といわれています。そして、落とせないほど歯石がつく期間は約3か月。

長期間ためてしまうと歯周病や虫歯を引き起こすため、定期的に通って口内を掃除してもらうのがおすすめです。

虫歯になりにくい人は半年に1回

ただし、虫歯になりにくい人はそれほど頻繁に行く必要はありません。

歯のトラブルが少ない人は半年に1回程度、口内環境の確認に予防歯科に訪れるのが理想です。

虫歯なりやすい人はひと月ごと

歯磨きが上手くできず虫歯になりやすい人、すぐに口内トラブルが起きるという人は、口内環境が悪くなっています。

予防歯科には毎月行きましょう。また、歯周病が進行している人や口内で治療を行っている人、糖尿病などで免疫力が低下して、口内環境が悪くなりやすい人もひと月ごとの検診が推奨されています。

大きな病気を引き起こす前に、予防歯科へ行って予防をしておきたいですね。

 予防歯科は良いことたくさん!メリット紹介

予防歯科をするとメリットがたくさんあります。

歯石がなくなり、虫歯や歯周病を予防できる

歯石は通常の歯磨きでは除去できません。一度ついてしまうと、どんどん溜まってしまい、歯周病や虫歯を引き起こします。

口臭予防効果

歯垢は口臭の原因になっています。「あまりついていないし…」と思っていても、隠れた歯周ポケットの中に溜まっている場合も。

口臭が気になる人にも、予防歯科はおすすめです。

美しい歯を保てる

黄ばんだり、歯石があったりすると、不潔な印象を与えてしまう場合があります。

予防歯科をして定期的に口内環境を整えることで、美しい歯を保てます。

将来的に費用が安く済む

歯の治療は何十万~何百万と高額になりがちです。

将来、歯周病になって高額な費用を払うよりも、コツコツと予防していく方が、値段が安く済みます。

 まとめ

歯の治療は高額になる場合が多くあります。予防歯科に行くと、健康な歯を保てるだけでなく、歯の治療費も安くなります。

定期的な検診をする方が安く済むのです。予防歯科に行くと良いことがたくさんあります。

「歯周病で歯が痛くてつらい」「硬いものが食べられなくなる」「食べるたびに苦痛で、食事が楽しくない」など、歯が悪くなってしまうとさまざまな弊害を引き起こします。

将来苦しまないためにも、若いうちからコツコツと予防歯科に通い、歯の健康を保ちましょう。

坂中 幸誠 歯科医師 さかなか歯科 院長監修ドクターのコメント

定期的に歯医者さんに通われてますか?痛くなってから歯科に行って治療を受けると歯をたくさん削らなければならず、痛い思いもするかもしれません。
医科では当たり前のように言われている早期発見早期治療、昨今では歯科もその時代になっております。健康診断に通われて身体に異常がないかチェックしてもらいますよね?歯科でも一度治療した歯が再発しないように、もしくはもともと悪いところがなくても今後虫歯や歯周病に罹患しないように皆さまには予防として気楽に歯科に通っていただきたいです。

 

監修ドクター:坂中 幸誠 歯科医師 さかなか歯科 院長

 予防歯科でおすすめの歯医者さん 近畿編

さかなか歯科

電話番号 072-267-4358
住所 大阪府堺市北区北花田町3-18-7
アクセス 大阪市営地下鉄御堂筋線 北花田駅 1番出口 徒歩3分
診療時間 【月〜土】10:00~13:00/14:30~19:00
休診日 木曜日・日曜日・祝日
URL http://www.sakanaka-dc.com/

この記事の監修ドクター

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