小児歯科は大人が通っても問題ない?そもそも小児歯科の定義とは

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みなさんは街の歯医者さんが掲げている「小児歯科」の看板を見た時やお子さんを歯医者に連れていこうとした時に「小児歯科の対象年齢ってどれくらいなのだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?

生後半年くらいの赤ちゃんでも診てもらうことは可能なのか?中学生や高校生は?二十歳を越えた大人は診察してもらうことはできないのか?など考えてみるとその境がよくわかりませんよね。

今回はそもそも小児歯科とは何なのかという基本的なことから小児歯科が対象としている患者の年齢、主な治療内容、腕の良い小児歯科の探し方などの詳しい解説を歯科サプリ編集部がお届けします。

小児歯科とはどういった診療科目なのか?主な治療内容

歯科医が標榜することができる診療科目は4つ

医療法が定めている歯科医療機関が看板として掲げることのできる診療科目には「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」4つしかありません。インプラントや審美歯科などの文字を目にする機会も多いので意外に感じるかもしれませんが、そのような診療科目はホームページ上などには記載されていても看板による標榜ではないので問題ないのです。

それでは歯科医が看板として標榜することができる診療科目のうちの1つ「小児歯科」とはどういった診療科目なのでしょうか?

小児歯科とは

小児歯科とは成長段階にある子供の虫歯の治療や予防を中心におこなう歯科で、子供の歯並びやかみ合わせの治療などもおこなっています。対象としている年齢は0歳児~15歳児くらいまでといった歯科医院が多いですが、この年齢には特別なきまりはありません。成長段階にある子供の歯は、乳歯から永久歯へ生え変わることもあり大人と違いとても大きな変化があります。

そのため小児歯科ではそれぞれのお子さんの成長を考えた上で、将来を見据えた歯の治療や虫歯の予防をおこなっているのが特徴です。

小児歯科での治療内容

小児歯科がおこなっている主な治療には以下のようなものがあります。

ブラッシング指導

虫歯予防の第一歩である正しい歯の磨き方について丁寧に指導をおこないます。小さいお子さんは自分1人では上手に歯が磨けない子も多いので、保護者の方も含めて正しいブラッシングの指導をします。

フッ素塗布

虫歯になりにくい丈夫な歯を作るために歯の表面にフッ素塗布をおこないます。フッ素の働きによって歯の再石灰化が促され、より丈夫で虫歯になりにくい歯にすることができます。また、ごく初期段階の虫歯であればフッ素塗布することで治癒させることも可能です。

唾液検査

虫歯のなりやすさは個人の唾液の性質にも大きく左右されます。そこで唾液の量や、唾液の中にある虫歯菌の数、酸を中和する能力を調べる検査をおこなうことによって、より効果的な虫歯予防の対策をおこなっていくことが可能になります。

シーラント

とくに虫歯になりやすい奥歯の凹凸の溝を歯科用プラスチックなどで埋めることで虫歯を予防する方法です。このプラスチックは時間の経過と共にはがれてくるので定期的なメンテナンスが必要ですが、シーラントは予防歯科治療でありながら保険が適用されるので費用の負担はそれほど大きくありません。

子供は診て貰えないの?小児歯科の看板がない歯医者

小児歯科の看板のない歯科医院で子供の治療はしてもらえる?

先ほど説明した通り小児歯科が対象としている患者の年齢は、0歳児から15歳児くらいの子供が中心でした。それでは小児歯科の看板を掲げていない歯科医院では、そのくらいの年齢の子供達は診てもらうことはできないのでしょうか?これに関しては歯科医院によって対応が異なるのではっきりとした答えを申しあげることはできません。

小児歯科の看板を掲げていなくとも、小さな子供の治療をおこなってくれる歯科医院もありますし、あまりに小さな子供の治療はやらないという歯科医院もあります。1ついえることは小児歯科の看板を掲げているところならば積極的に子供の患者を受け入れているということです。

反対に小児歯科の看板を掲げていない歯科医院は、子供の治療は苦手であるとか、子供の治療は受けていないなどの理由があるのかもしれません。実際歯科医の中には子供の歯の治療や扱いが苦手だという人が少なからずいるのです。

小児歯科で大人は診てもらえるのか?

それでは反対に小児歯科では大人の歯の治療をおこなってもらうことは出来るのでしょうか?これに関しては歯科医院が掲げている看板に「小児歯科」の他にも「歯科」があれば当然大人も治療をおこなってもらうことができます。

ただし「~小児歯科医院」と看板を掲げている歯科医院の場合は、基本的には子供の歯科治療のみを扱っているので大人の歯科治療は受け付けていないというところも多いです。

日本小児歯科学会の認定医、専門医がいるところが安心

小児歯科の看板が掲げられていれば小児歯科治療の専門医なのか?

それでは小児歯科の看板が掲げられている歯科医院ならば、小児歯科治療の専門医による治療が受けられるのでしょうか?

実は小児科歯科の看板がある歯科医院であっても、小児歯科の専門医の治療が受けられるというわけではありません。というのも先に説明した医療法で定められている歯科医療機関が標榜できる「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」の4つの看板は歯科医院であれば自由に掲げることができるのです。

つまり「小児歯科」と看板に掲げられている歯科医院は、子供の治療も積極的に行っているという目安に過ぎず、けっして小児歯科の専門医による治療を受けられるという意味ではないのです。

お子さんの歯科治療には小児歯科専門医のいる歯科医院がおすすめ

小児歯科の看板はあくまで「子供の歯科治療も受け付けていますよ」という歯科医院からのメッセージに過ぎないことは前回説明した通りです。しかし実際にお子さんの歯の治療を任せるのならば、子供の歯の治療が得意で信頼できる歯科医にお願いしたいですよね。そこでより良い小児歯科を選ぶときのポイントを紹介します。

まずもっとも大切なポイントは、日本小児歯科学会が定めた一定の基準を満たした小児歯科専門医(正確には日本小児歯科学会認定小児歯科専門医)が在籍している歯科医院を選ぶことです。小児歯科専門医は成長段階にある子供の歯のことを知り尽くしたスペシャリストです。

この先ずっとお子さんが自分自身の歯を健康に保ち続けるためには、早い段階で小児歯科専門医による治療を受けることはとても重要です。さらにその歯科医院は、子供がリラックスできるキッズスペースが設置されているか?子供が怖がっている時には親が治療台に付き添っていられるか?スタッフの対応は丁寧かどうか?などの点に注意して、子供も親も安心して通院できるような工夫がされている歯科医院を選ぶようにしましょう。

小児歯科専門医がいるとは限らない!小児歯科の看板はただの目印

小児歯科が対象としている患者の年齢や主な治療内容などについて解説してきました。一般的に小児歯科は0歳児から15歳児くらいまでを対象としているということや、「~小児歯科医院」というような子供の歯科治療を中心に行っている歯科医院では、大人の治療を受け付けていない場合もあることがわかりましたね。

今回この記事の1番のポイントは「小児歯科」の看板は子供の治療も受け付けているという歯科医院からのメッセージであって、小児歯科の専門医の治療が受けられるということではないという点です。これからお子さんが通う歯科医院をお探しの方は、日本小児歯科学会に認定されている小児歯科専門医がいる歯科医院を選ぶようにするのがおすすめですよ。

小児歯科でおすすめの歯医者さん 近畿編

桃谷さくら歯科医院

出典:http://www.morishita-dc.jp/

電話番号 06-6712-1211
住所 大阪府大阪市生野区桃谷2-28-17
アクセス JR大阪環状線 桃谷駅 徒歩3分
診療時間 【月・火・水】9:30~12:30/14:00~18:00
【木・金】9:30~12:30/16:00~19:30
休診日 土曜日・日曜日・祝日
URL http://www.morishita-dc.jp/
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