ちゃんと治したほうがいい?受け口の小児矯正法

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歯並びというのは、人の見た目を決めるうえで非常に重要な部分といえるでしょう。歯並びが悪いと見た目の印象に影響を与えるだけではなく、将来的な骨格形成に悪影響を及ぼす恐れがあります。特に受け口になると顎がつきだした見た目になりやすいため、子供のうちからしっかりと矯正する必要性があります。ここでは、受け口の小児矯正について、歯科サプリ編集部がお届けします。

歯並びは骨格形成に大きく関係

子供の歯並びが将来的な骨格形成に悪影響を及ぼすことについて、詳しく解説していきます。

10歳までに顔の形成の80%が決定される

人間の顔というのは、10歳になるまでにその80%が決定されるとされています。また、乳歯であることから、そこまで気にする必要がないのでは?と思う親御さんも多いかもしれませんが、実際には乳歯の時点で矯正を進めていく必要があるのです。成長期にかみ合わせが正しければ、顔の骨格筋郡を適切に成長させてくれます。しかし、受け口をはじめとするような、かみ合わせが悪い状態で成長していくと、顔や輪郭が歪んでしまう恐れがあります。

小児歯科によって意見が異なることがある

小児歯科医の中には、子供のころのかみ合わせについて、治療を必要としないという医師も存在しています。その理由としては、乳歯の状態で歯並びが悪かったとしても、乳歯から永久歯に生え変わる際に、自然と治ってしまうことがあるからです。また、かみ合わせが悪い子によっては、小児矯正を行ったとしても、成長の過程によってふたたびかみ合わせが悪い状態で、歯が生えてくる恐れがあるからです。

自分でもっとも信頼のできる歯科医の治療を受けよう

このように、小児矯正は、医師によって意見が大きく異なることがあります。どちらの考えとしても、決して間違ったものではありません。そのため、歯並びの良くない子供の親として、歯科医の対応や考え方などが自分に最も合っている先生の治療を受けるようにしましょう。

代表的な良くない歯並びのパターン

ここでは、受け口をはじめとする小児矯正が必要な歯並びの代表的なパターンを見ていきましょう。

受け口

受け口というのは、反対咬合(はんたいこうごう)とも呼ばれており、上の歯と下の歯のかみ合わせが逆の状態になっていることを言います。受け口の場合、歯並びとしてよくないだけではなく、「への字口」や顎が飛び出た状態になる「しゃくれた顔」、そして「三日月顔」になってしまう恐れがあります。

開咬

開咬(かいこう)は、奥歯をしっかりかんだ状態であっても、前歯や横の歯に隙間ができてしまって、しっかりと かみ合わせることができない状態のことをいいます。これにより、前歯で物を咬むことができなくなり、咀嚼筋という筋肉に大きな負担を与えてしまい、顎関節症などの病気になってしまうリスクが大きくなります。

出っ歯

出っ歯は、上顎前突(じょうがくぜんとつ)とも呼ばれており上顎全体が前の方に傾いていて、歯が飛び出て見えてしまう状態のことをいいます。口が常に開いた状態になることが多く、口の中が乾燥しやすくなります。そのため、虫歯や歯周病になりやすいともいわれています。また、外見に影響を与えやすく、人によっては大きなストレスを抱える状態になります。

受け口の種類

一言で受け口といっても、いくつかのタイプがあることについて、詳しく解説していきます。

骨格に問題がある受け口

まず、受け口には骨格性に問題があることが疑われます。現状生えている歯には何も問題がないものの、上顎の骨が通常よりも小さい、もしくは下あごの骨が通常よりも大きい状態のときに受け口になってしまうことがあります。どちらか片方が影響を与えることもありますし、この両方がともに影響を与え合うこともあります。両顎の骨格の大きさのずれによって、受け口の度合いも大きく変わっていきます。

歯に問題がある受け口

そして、もう一つは歯性の問題による受け口です。骨には何ら問題がないのに、歯の生えている位置が異常であったり、傾いていたりする状態によって受け口になってしまいます。特に、歯の問題によって受け口になっている場合は、小児矯正によってきれいな歯並びに治療しやすいとされています。

両方の影響を受けることもある

この骨格性・歯性の問題の両方が発現することによって受け口を引き起こしている可能性もあります。これの状態が絡み合うと、治療の難易度はかなり高くなるとされています。また、骨格性の問題が大きい場合は、歯性の状態にかかわらず、治療が難しくなる傾向があります。歯科医にしっかりと状態を確認してもらいながら治療を進めていくようにしましょう。

受け口の治療法

受け口の治療法は、どのような方法があるのか、詳しく解説していきます。

MFT(口腔筋機能療法)

骨格性であれ、歯性であれ、受け口になってしまう患者さんの多くは、低位舌であることが多いです。口腔内で舌が低い位置にあり、この状態が受け口を助長させていると考えられています。歯の矯正を行う前に、MFT(口腔筋機能療法)を行い、口腔環境を改善していきます。5歳くらいの低年齢児から始めると効果的であり、年齢が上がるほど改善が難しくなります。

歯性の受け口の治療法

骨格性の要因が小さくて、歯性による受け口の場合は、ムーシールドやスプリング付きプレート、拡大ねじ付きプレートなどのマウスピースを用いて、上顎の歯の傾斜を変化させる矯正を行っていきます。歯性の受け口は、上顎の骨の成長にも悪影響を与える恐れがあるため、早期に治療を行うようにしましょう。

骨格性の受け口の治療法

骨格性の要因が大きい場合は、上顎前方牽引装置やチンキャップなどを就寝時に用いて年単位で治療を行っていきます。また、骨格のずれが大きすぎる場合は、外科矯正も必要となります。その場合、骨格成長が落ち着くまでは経過観察を行い、骨格形成後に顎変形症症例として外科矯正を行っていきます。

症状によっては早めに矯正治療

受け口は、反対咬合とも呼ばれており、下顎が飛び出たように見えてしまう症状のことをいいます。人間の顔というのは、10歳になるまでに80%が完成されるといわれているため、かみ合わせの状態によっては、子供のうちからしっかりと小児矯正を行っていく必要があります。

特に受け口の場合は、将来的な顎の形成に大きな悪影響を及ぼす恐れがありますので、早め早めの矯正が必要となります。歯性の受け口や、骨格性でも影響が小さい場合は、マウスピースなどを用いて治療を進めていくことができます。しかし、骨格性の影響が大きい場合は、顎の骨の成長が完成した段階で、外科矯正をしていく必要性もあるでしょう。信頼できる歯科医師に相談をしながら、小児矯正を受けるようにしましょう。

小児矯正でおすすめの歯医者さん 関東編

アーブル歯科クリニック

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