詰め物や被せ物が取れてしまったのはセメントの劣化が原因?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

歯医者で虫歯を治療した詰め物や被せ物がある日突然ポロっと取れてしまったことはありませんか?歯の詰め物や被せ物が取れてしまったときにはいくつか原因が考えられるのですが、そのうちの1つが治療に使われていたセメントの劣化です。

歯の詰め物や被せ物が取れてしまう原因やセメントが劣化してしまった時の注意点などについて、歯科サプリ編集部がお届します。

 

歯の詰め物が取れてしまう原因の1つはセメントの劣化

虫歯治療の詰め物として使用される素材にはいろいろなものがあります。

保険診療による詰め物としては多くの割合を占めるメタルインレー(通称銀歯)や耐久性が高くすり減りにくい合成樹脂の1種であるレジンインレー。

自由診療では、白く透明感があるので審美面を気にする人に人気のあるセラミックインレーや、透明感は多少落ちますがセラミックインレーよりも安価で割れにくいことが特徴のハイブリッドセラミックインレーなどです。

このように歯科治療に使用される詰め物の素材はいろいろありますが、それらの素材は治療用のセメントによって歯と合着(接着)させられているのです。通常このセメントが老朽化するには相当な時間がかかりますが、治療をしてから10年以内に詰め物や被せ物が取れてしまうほどセメントが劣化してしまった場合には他になんらかの原因が考えられます。

歯の詰め物や被せ物がとれてしまう原因

歯の詰め物や被せ物が取れてしまったということは、合着に使われていたセメントがなんらかの原因によって劣化してしまったということです。それではセメントが合着性を失ってしまうまで劣化してしまう原因とは何でしょうか?

虫歯(2次カリエス)

詰め物や被せ物の隙間から虫歯菌が侵入して新たな虫歯(2次カリエス)となる場合があります。詰め物や被せ物の下に新たな虫歯ができることによってセメントが合着性を保てなくなってしまいます。また、歯医者の治療の内、約70%がこの2次カリエスの治療だともいわれています。

噛み合わせの変化

私たちの口腔内の環境は長い年月と共に変わっていき、それに合わせて噛み合わせのバランスも変化します。治療したときにはピッタリとあっていた詰め物や被せ物も噛み合せのバランスの変化によって、セメントに余計な負担がかかってしまい詰め物が外れてしまうことがあります。

食いしばり・歯ぎしり

食いしばりや歯ぎしりのクセがある人も就寝中に継続的に詰め物や被せ物に過剰な力がかかってしまうので、結果としてセメントの劣化を早めてしまうことがあります。

セメントの寿命

詰め物や被せ物が取れることもなく大きなトラブルもないことから問題ないように感じるときでも、治療してから10年も経過しているとセメント自体が劣化している場合も考えられます。詰め物の下ではセメントが破壊されている可能性があるので、長年経過した詰め物や被せ物の場合は歯科医による定期的なチェックが必要です。

詰め物や被せ物が取れてしまった時の正しい処置

歯医者で治療した詰め物や被せ物は、時間の経過と共にさまざまな原因によって取れてしまうのはこれまでに説明してきた通りです。

たとえ取れてしまったとしても治療した箇所が虫歯などになっていなければ、そのままつけ直せる可能性もあります。詰め物や被せ物が取れてしまった時にはできるだけ早く歯科医で診てもらいましょう。痛くないからといって詰め物が取れてしまっているのに放置してしまうと大変なことになってしまいます。

次は詰め物や被せ物が取れてしまった時に放置すると、どんなことになるのかについて紹介します。

放置してしまうとどうなる?

詰め物や被せ物が取れてしまった部分は、やわらかく脆い層である象牙質がむき出しになってしまっている状態です。痛くないからといってそのままにしていると、歯が欠けたり、詰め物が取れた箇所に食べカスがたまったりしてとても虫歯にかかりやすくなってしまいます。また長期的には噛み合わせのバランスも崩れてしまいます。

もしすぐに歯医者に行くことができない時には、詰め物が取れてしまった箇所では硬い物を噛まないようにして、食後には十分うがいをするなどのケアが必要です。

接着剤で付けたら駄目?

差し歯や詰め物が取れてしまった時に瞬間接着材を利用して歯をつけてしまう人もいますが、これは絶対にやってはいけません。歯科医の治療で詰め物を合着させるために使っているのは接着材ではなくセメントです。セメントは水に溶けることはありませんが、瞬間接着材は水に溶けるため中で空洞ができてしまいその部分から虫歯になってしまいます。

たとえ歯医者に行くまでの一時的な処置だとしても、接着材が歯の表面にこびりついてしまい治療に影響してしまったり、残っている歯質の表面に雑菌を閉じ込めてしまったりして歯の寿命を短くしてしまう原因にもなってしまいます。詰め物や被せ物が取れてしまった時には、自分でつけ直すことはせず別に保管して歯医者に持っていくようにしましょう。

虫歯を削らないで治す!ドックベストセメント治療をご紹介

歯科医の治療で使われるセメントは歯を合着させるためだけでないことをご存じですか?最近、「歯を余り削らずにミネラルで殺菌する」アメリカ生まれのドックスベストセメントという治療法が広まりつつあります。このドックスベストセメントは従来の治療法と違いほとんど歯を削る必要がないので痛みも少なく、健康な部分の歯をより多く残せるのが最大の特徴です。

また、ドックスベストセメントの成分は銅や亜鉛、リン酸などの天然ミネラルなので副作用の心配もありません。小さいお子さんから妊婦さんまで安心して使うことができるのも特徴です。

ドックスベストセメント治療のメリット・デメリットまとめ

ドックスベストセメント治療のメリットとデメリットをまとめると以下のとおりになります。

ドックスベストセメント治療のメリット

・歯をほとんど削らないので、痛みも少なく従来の治療法では神経を取る必要があった場合でも残すことができる。
・麻酔を使う必要もほぼない。歯をほとんど削らないので、麻酔もほとんど必要ありません。
・治療回数が少なくて済む。従来の治療では歯の根っこの部分の治療に何回も通院する必要がありますが、ドックスベストセメント治療の場合は、基本的には2~3回の通院で治療を終えることができます。

ドックスドックスベストセメント治療のデメリット

・自由診療なので保険が適用されない。歯科医によっても異なりますが1回の治療で3,000円~5,000円くらい必要になります。
・ドックスベストセメント治療の場合は使用する詰め物や被せ物も保険適用外となる。簡単な詰め物ならば約3,000~10,000円程度。被せ物の場合は10,000円~40,000円程度となり使用する材質などによって違ってきます。
・すでに神経にまで達してしまっている虫歯の場合には治療をおこなうことができない。

歯の詰め物や被せ物が取れてしまったらすぐに歯科医へ直行

歯の詰め物や被せ物を合着させるセメントが劣化してしまう原因や、詰め物が取れてしまったときの正しい対処法などについてくわしく解説してきました。

いくら歯科医で使われているセメントの耐久性が高いとはいっても、私たちの噛み合せのバランスや2次カリエスをはじめとしたさまざまな原因によってセメントが劣化し詰め物や被せ物が取れてしまうことはあります。

そのような時は決して放置し続けたり自分でつけてしまったりすることなく、すぐに歯医者で診てもらいましょう。早ければ早いほど虫歯になるリスクを減らすことができますし、運が良ければほとんど治療を必要とせずにそのままつけ直すこともできるかもしれません。

また、痛いのが苦手という人には今回紹介したドックスベストセメント治療がおすすめです。まずは気軽に歯科医に相談してみてくださいね。

虫歯治療でおすすめの歯医者さん 関東編

レイナ歯科クリニック

出典:http://www.reina-dental.com/

電話番号 046-822-5076
住所 神奈川県横須賀市上町1-2
アクセス 京急本線 横須賀中央駅 西口 徒歩3分
JR横須賀線 横須賀駅 徒歩10分
京急バス 平坂上から 徒歩1分
診療時間 【平日】9:00~12:00/14:00~19:00
【木・土】9:00~12:00 ※木曜日は第2第4のみ診療
休診日 木曜日(第1・3・5)・日曜日・祝日
URL http://www.reina-dental.com/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る