マウスピース矯正って痛みはないの? 

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ワイヤー矯正に比べ、痛みが少なく目立ちにくいという利点で、近年増えているマウスピース矯正ですが、痛みは全くないのでしょうか。

歯列矯正には痛みがつきものだと認識している人は多いですが、矯正治療は長期間に及ぶため、出来る限り痛みによる苦痛は避けたいところです。マウスピース装着に伴う痛みや違和感について、歯科サプリ編集部がお届けします。

マウスピース矯正の仕組み

マウスピース矯正は、軽度の歯並び・かみ合わせの乱れに対して行われる、歯列矯正方法のひとつです。ワイヤー矯正と比較し、痛みが少なく、見た目が目立ちにくいというメリットで、近年30代~60代の女性に多く行われている歯列矯正です。

ワイヤーによる矯正治療は、金属のワイヤーを歯一本一本に固定し、強い力で歯を動かしていく矯正方法ですが、マウスピース矯正は、約1㎜程度の薄いプラスティックでできたマウスピースを装着するだけという方法です。

歯型をとり、コンピューターで計算・計測して作成したマウスピースを歯に装着します。このマウスピースの歯型に沿って、少しずつ歯が動いていくのです。そのため、約2週間ごとに正しい歯列に誘導できるようマウスピースを調整し、作成しなおしていく必要があります。

マウスピースは、一日約20時間以上は装着する必要があるとされており、日中や就寝時もほぼ装着している状態になります。使用するマウスピースの種類や歯並びにもよりますが、だいたい半年から2年程で矯正終了となることが多いようです。

金額は歯科医院によっても大きく差がありますが、だいたい30万~60万円が基本料金としてかかり、これに相談料や検査費・診断料・毎回の調整費などがかかってくることになります。ワイヤー矯正よりも比較的低額で行えるところが多いようです。

マウスピース矯正に伴う痛み

歯の痛み

マウスピース矯正は、軽度の歯並びの乱れを治すものです。ワイヤー矯正は、大きな歯並びの乱れに対して強い力をかけて歯を動かしていくため、食事もできない程の痛みを感じる人は多くいます。その反面、マウスピース矯正では軽度な歯並びの乱れに対して、少しずつ軽い力で歯を動かしていくため、痛み自体はとても軽いものです。

マウスピースを装着することで、一本一本の歯が覆われるような形になります。その上、少し歯が動くようにずれを生じさせているため、やや圧迫感があります。2週間かけてそのマウスピースに合わせた歯の並びになり、再度新しいマウスピースを作成しどんどん歯を動かしていきます。そのため、新しいマウスピースに変わった最初の段階では、やや圧迫感や痛みを感じる場合が多いようです。

そのマウスピースの歯並びに歯が動いていくことで、痛みや違和感は軽減されていきます。

粘膜・歯茎の痛み

ワイヤー矯正では、歯に直接金属の装置をつけるため、装置自体が直接口内粘膜や舌に当たります。そのため、傷をつけたり口内炎ができたりする場合が多くあり、ワイヤー矯正中は口内炎の痛みに悩まされる人が非常に多くいます。その反面、マウスピース矯正では、つるんと表面が滑らかに仕上げられたプラスティック製のマウスピースを装着するため、直接的に口内粘膜を刺激することはありません。

また、マウスピースはコンピューターで正確に口内を計測して正確につくられますが、しっかりサイズがあっていないと、歯や歯茎を刺激することもあります。

歯科医で調整する段階で、実際にマウスピースを装着して噛み合わせてみる、歯茎に強く当たっている箇所がないかなど、自分でも確認することが大切です。

その他の痛み

その他、日常生活上でのさまざまな動作における痛みもあります。

着脱の痛み

先に述べたように、歯が徐々に動くよう、少しずつ歯型をずらしながらマウスピースを作成していきます。そのため、新しく作成したマウスピースは実際の歯とのズレが大きく、装着したての段階では痛みが出る場合もあります。これは、慣れてきて歯がマウスピースに合わせて動いてくると軽減してくるものなので、マウスピースを交換し数日間は我慢が必要になるかもしれません。

また、歯を動かしている最中なので、歯自体は少々ぐらついている状態です。そんな中、マウスピースを着脱するとマウスピースの歯型に合わせて歯も動きます。そのため着脱時には、ググッとした軽度の痛みや圧迫感を覚えることが多いようです。

食事の痛み

歯列矯正中につき、歯自体は少々ぐらついている状態です。食事時はマウスピースを外すことができるので、この状態で食べ物を噛むと歯が動き、違和感が生じることもあります。

また、歯と歯の間に隙間ができることで食べ物が詰まってしまうこともあり、痛みや食べづらさを感じることがあります。

強い力が加わった時の痛み

スポーツや運動など、激しい動きをしているときには歯を無意識に食いしばっており、一時的に強い力が加わります。その際は、噛み合わせのずれや直接的なマウスピースの圧迫により痛みを生じる場合もあります。

痛みがあるときの対応

強い痛みはまずないとされるマウスピース矯正ですが、上記のような痛みや違和感に我慢できなくなった場合、どうしたらよいのでしょうか。基本的にマウスピース装着時の歯の痛みは、歯が動いていることを表します。

痛みや違和感がある分だけ効果的に矯正治療が行えているということなので、我慢は必要です。しかし、中には我慢できない程の痛みが出る人もいます。場合によっては鎮痛剤が処方されることもありますが、我慢できないときには担当歯科医に相談しましょう。

また、マウスピースを新しく作成したあとは、歯茎や歯に刺激を与えてしまっているケースもあります。新しいマウスピースに移る場合は、しっかりと噛み合わせや着け心地をチェックし、微調整を行ってもらいます。特に、どこか局所的に痛みが強い場合などは、歯茎や口腔粘膜に腫れや出血などがないかのセルフチェックを行い、担当歯科医へ相談しましょう。

マウスピース矯正は、軽い痛みや違和感はあります。数日我慢すれば痛みは落ち着いてくる人がほとんどですが、痛いからといって、マウスピースをむやみに外すことはしてはいけません。装着した分だけ効果は現れます。「歯が動いている証拠」といい聞かせて、乗り切りましょう。

軽い痛みや違和感は歯列が整い始めている証拠

ワイヤー矯正と比べると、強い力は加わらないため、痛みはほとんどありません。中でも、マウスピースの着脱時やマウスピースが新しくなったときには痛みや違和感が出やすいようです。

また、歯全体をプラスティック製のマウスピースで覆うため、圧迫感はあります。食事や歯磨き時など、必要な時以外はなるべく装着し、そのマウスピースの型に歯を慣れされることが一番の対処法です。マウスピース矯正は、ワイヤー矯正のように強制的に装置を付けられているわけではないので、痛みがあるときにはマウスピースを外すことも出来ます。

しかし、痛い・気持ち悪いからといって、外している時間が長くなってしまっては効果的な矯正治療が行えません。正常な範囲の痛みであれば、歯が動いてきれいに並び始めているのだ!と言い聞かせながら、痛みに耐えましょう。そうすることで、痛みは軽減してきます。

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つかだ矯正歯科

出典:http://www.tsukada-kyosei.com/

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