早めに取り組むことが望ましい子供の歯列矯正

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歯並びに乱れのある子供は増加傾向にあります。食習慣の欧米化に伴って固いものを口にする機会が減ったことなどが原因で、歯科医院で歯列矯正に取り組む子供も増えています。

小児矯正は顎の骨を広げる一期治療と歯並びそのものの改善をはかる二期治療に分けられますが、早期に治療に取り組むことで負担を軽減することが可能です。子供の歯列矯正について、歯科サプリ編集部がお届けします。

子供の歯並びの乱れと歯列矯正

予防意識の高まりとともに、虫歯の治療で歯科医院にかかる子供の数は減少傾向にあります。学校の検診などで発見される虫歯の本数も少なくなっています。

しかし、その一方で歯並びに問題のある子供の数は少しずつ増えています。子供のお口のなかに虫歯は1本もないのに、歯列矯正の相談のために歯科医院をおとずれる親御様も珍しくありません。子供の歯並びが乱れてしまう要因はさまざまですが、予防することができるものもあります。

顎の発育不全を招く食習慣

歯並びの乱れの原因のひとつに顎(あご)の骨の発育不全があります。食習慣の欧米化にともなって、子供が口にする食べ物の傾向が変化しました。歯応えのあるものを食べる機会が少なくなったことで、顎の骨が十分に発達していない子供が増えています。

顎の骨の発達が不十分だと、狭い顎に並びきれない歯が少しずつ前後に倒れるようになり、歯並びに乱れが生じます。歯並びが乱れることで適切な噛み合わせも失われ、しっかりと噛むことも難しくなって、口腔環境が悪循環に陥ってしまいます。

日頃から歯応えのある食品を献立に含めることや、野菜などをよく噛まなければ飲み込むことができないサイズに調理することで、顎に刺激を与え、健全な成長を促すことができます。

歯並びの乱れの原因となる指しゃぶりや頬杖などの悪癖

指をしゃぶる癖のある子供も歯並びが乱れやすい傾向があります。お口のなかに入った指が歯並びに影響を与えてしまい、上顎の前歯が前に出る上顎前突(いわゆる「出っ歯」)や、歯を噛んだときに上下の歯のあいだに隙間ができてしまう開咬につながるおそれがあります。

また、頬杖やうつぶせ寝などの癖がある子供や口呼吸をする子供も歯並びに乱れが生じやすい傾向があります。このような癖のある子供の親御様は歯並びの状態をチェックし、歯並びや噛み合わせに問題がある場合には、歯列矯正を検討する必要があります。

顎の骨の成長を利用して行われる歯列矯正

子供の歯列矯正は顎の骨の成長を利用して行われます。そのため、未発達な顎の骨を広げて歯が並ぶスペースを確保することを目指した一期治療と歯並びそのものを整える二期治療に分けて治療が進められるのが一般的です。歯科医院では、歯並びの状態や顎の骨の発達状況、年齢などを総合的に判断して治療計画の検討を行います。

歯が並びきるスペースを確保するための一期治療

小児矯正の一期治療では上下の顎の適切な発達を促すことに重点が置かれます。そのため、一般的なワイヤーとブラケットを用いた矯正治療ではなく、顎の健全な骨格形成をはかることを目的として矯正装置が使用されます。プレート矯正は乳歯期の一期治療で多く用いられる矯正方法で、床矯正とも言われます。歯の内側に板状の器具を取り付けて上顎と下顎のバランスを取りながら顎を広げていきます。

マウスピース矯正は欧米でも利用されることの多い治療方法です。就寝時のほか、自宅などで過ごすあいだの1時間にマウスピースを装着して顎の骨の矯正を進めます。上顎前突や反対咬合、開咬などの症状に合ったマウスピースをチョイスして治療を行います。ムーシールドは反対咬合の矯正に特化したマウスピースで、おもに就寝時に装着します。矯正治療用のマウスピースは取り外しができるにもかかわらず、大きな矯正効果が期待できるため、子供への負担も小さく抑えることが可能です。

また、子供に指しゃぶりや頬杖、うつぶせ寝などの悪癖がある場合には、その改善を目的とした治療や訓練が同時に行われる場合があります。舌癖が顕著に見られ、舌が歯を前に押し出しているケースでは筋機能訓練(MFT)を実施する歯科医院も増えています。歯並びの状態によっては、これらの一期治療だけで歯列矯正が終了となるケースも少なくありません。

歯並びそのものを整えるための二期治療

永久歯が生えそろって混合歯列期が終わり、顎の成長も進んだ段階で行われるのが二期治療です。同じ歯科医院で一期治療から継続して行う場合には、治療費用を少なく抑えられるケースも見られます。二期治療では成人の矯正治療と同じく、歯並びそのものを整えることを目指した治療が行われます。

多くの場合、ワイヤーとブラケットを使って行われる治療方法が選択されますが、矯正装置を口元で目立たせたくない場合には、歯の裏側に矯正装置を取り付けるリンガル矯正を選択することが可能なケースがあります。リンガル矯正は裏側矯正や舌側矯正と呼ばれることもありますが、一般的な表側矯正よりも高い技術が求められるため、治療費用が大きくなる場合がほとんどです。歯科医院によっては、リンガル矯正に対応していないことがあるため、事前にしっかりと確認することが大切です。

小児矯正の開始時期と早期治療のメリット

子供の歯列矯正をいつから始めればよいかわからず、不安を感じている親御様は少なくありません。しかし、早めに矯正治療を開始することで子供の負担が小さくなることがほとんどです。一期治療で歯並びに大きな改善が見られるケースも多く見られます。また、治療費も少なく抑えやすくなります。

歯列矯正にともなう抜歯を回避するために

顎の骨の成長が進んでしまってから矯正治療を開始する場合、歯が並びきるスペースを作るために抜歯を行わなければならなくなりますが、健康な歯を抜くことはできれば避けたいものです。早期に治療を開始して顎の骨を十分に広げておくことで、抜歯を避けることが可能となります。

顎の骨格の矯正を行う一期治療はおおむね3~12歳の子供が適応となり、歯列そのものを整える二期治療は10歳以降の年齢で適応となります。子供の歯並びに不安を感じている親御様は早めに矯正治療を行っている歯科医院を受診して、子供の歯並びの状態について相談することが大切です。

早めの治療開始が歯列矯正に伴う負担を軽減

子供の歯列矯正は顎の骨を広げる一期治療と歯並びを整える二期治療に分けられます。顎の骨の成長が終わった大人の矯正治療では顎の骨を広げることができないため、抜歯を行って歯並びの改善を目指しますが、子供の矯正治療では顎の骨の発達を利用しながら治療を進めることが可能なため、早期に治療を開始することで、抜歯を行うことなく二期治療に移行することができるケースが少なくありません。

また、一期治療から歯列矯正を開始することで、多くの場合、治療費用を軽減することができます。早期の治療開始には大きなメリットがあるため、子供の歯並びの状態に不安を感じている親御様は、早めに矯正治療を行う歯科医院で相談を受けてみることをおすすめします。

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たかこ矯正歯科クリニック

出典:http://www.takako-kyousei.com/

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