知っておきたい歯科インプラント治療で多いトラブル事情

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虫歯や外傷などにより歯がなくなると、食事がしづらくなるだけでなく、見た目の美しさを損なわせてしまう可能性があります。人によっては、発音や表情にも影響することもあるため、歯科医院では人工の歯を補う補綴(ほてつ)治療が行われるのが一般的です。

歯科インプラント治療は補綴治療のひとつで、残されたほかの歯に負担をかけずに歯の機能や審美性を高められることから、治療を希望する人が増えています。

ただ、治療希望者の増加にともなってトラブルも増加傾向にあります。どのようなトラブルが多いのか、歯科インプラント治療のメリットやデメリットとともに歯科サプリ編集部がお届けします。

歯科インプラントのメリットとデメリット

歯科インプラント治療は、歯が欠如している部分の骨に人工の土台を埋め込み、義歯を固定する治療法です。残された他の歯へのリスクがほとんどないことから、欠如した歯のひとつの治療法として注目され、実際に治療を受ける人が増加傾向にあります。

歯科インプラント治療のメリット

・残されたほかの歯への負担がほとんどない
・咀嚼機能や発音の回復が期待できる
・良好な予後が続きやすい
・審美性が高い

残されたほかの歯へ負担をかけてしまう心配がないのが歯科インプラント治療の大きなメリットです。歯がないことで損なわれていた咀嚼(そしゃく)機能や発音の回復が見込め、他の治療法に比べると良好な予後が続きやすいという利点もあります。

口腔内の衛生状態にもよりますが、歯科インプラントは10年間で92%から95%程度の残存率といわれています。また、残された歯と区別がつかないくらい、自然な見た目になることから、高い審美性も期待できます。

歯科インプラント治療のデメリット

・全身状態や局所状態が良好なタイミングにしかできない
・感染に弱い
・治療期間が長い
・治療費が高額

歯科インプラント治療は、入れ歯やブリッジといった他の補綴(ほてつ)治療とは異なり、インプラント体といわれる土台を埋め込む手術を受ける必要があります。したがって、全身や局所の状態がよくなければ適用が難しいと判断されることも少なくありません。

仮に歯科インプラント治療を受けられたとしても、元々の歯よりも感染症を起こしやすい傾向にあります。特に、インプラント周囲炎といわれる感染症が、義歯を固定している箇所やインプラントと義歯の間の部品部分で起こりやすく、発症することでインプラントの喪失のきっかけとなることがあります。

また、他の補綴治療より治療期間が長いのもデメリットといえるでしょう。歯科インプラント治療は、土台となるインプラント体を埋め込こんでも、人工歯をかぶせるのはインプラント体が骨としっかりと結合してからになります。インプラント体が骨と結合するまでの期間は、平均で3~4か月(下あごで約2~3カ月、上あごで約4~6か月)の期間かかるといわれており、治療の完了までの期間が長い傾向にあります。

費用においても、歯科インプラント治療は、健康保険や診療報酬が適用にならない自由診療のため、診療にかかる費用は全額自己負担となります。自己負担額は、平均で120万円ともいわれており、契約購入金額がトラブルのもととなることも少なくないようです。

歯科インプラント治療後に多いトラブル

歯科インプラント治療のトラブルを訴える人は、50歳代が全体の28%程度、60歳代が全体の30%程度となっており、中高年以降が全体の半数以上を占めています。性別では女性が圧倒的に多く、男性の約5倍といわれています。

実際にどのようなトラブルの相談が寄せられているのでしょうか?ここでは、代表的なトラブルを3つご紹介します。

1.契約購入金額

歯科インプラント治療は自由診療のため、治療に必要な材料や手術費用などはすべて自己負担となります。そのため、契約購入金額が100万円以上になることも珍しくなく、実際、歯科インプラント治療にかかる治療費の平均は120万円ともいわれています。

高額な治療なのに、成功率は100%ではないため、インプラント体が骨にうまく結合しないといったトラブルが起こる可能性があります。仮に成功したとしても予後の良好が保証されているわけではないため、人工歯が欠けたり、抜けたりしてしまうというトラブルが起こることもあります。

2.不快な身体症状

歯科インプラント治療後のトラブルで多いのが身体症状とされています。特に、歯や口腔内の痛みが多く、腫れや炎症などをともなうケースが多いといわれています。身体的なトラブルは、数週間程度で治まるケースもありますが、半年以上も痛みや腫れなどのトラブルが続くことも多く、治療が必要となったり、インプラントを取り外すことになったりするケースもあります。

歯科インプラントでのトラブルを防ぐポイント

機能や審美性に優れ、広まりつつある歯科インプラント治療ですが、トラブルが起こる可能性は0ではありません。未然に防ぐためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

信頼できる歯科医院を選ぶ

トラブルを起こさないためには、安心して任せられる歯科医院を選ぶことが重要となります。歯科医師から「治療内容」「治療方法」「治療のリスク」などについて、十分な説明があるかどうかが信頼できる歯科医院選びのポイントです。

「かかりつけの歯科医院で勧められたから」という理由で歯科インプラント治療を選択すると、治療内容や治療方法、リスクを理解していないため、治療後にトラブルにつながる可能性があります。

納得して治療を受けるためにも、説明をしっかりとしてくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

保証書を発行してくれる歯科医院を選ぶ

万が一のトラブルが不安な人にも安心して受けてもらえるよう、保証書を発行する歯科医院が増加しています。人工歯が欠けたり抜けたりしたときやインプラント体が骨に融合しなかったなどのトラブルがあることで、歯科インプラント治療に踏み切れない人が増えているという背景があるためです。

保証内容としては、再修復や再手術に必要な以下の費用を負担してくれるケースが多いです。

・インプラント本体
・人工歯
・人工歯の接続に必要な材料費
・仮歯
・手術代
・治療や手術に必要な薬品代や麻酔医代

ただ、保証の内容は歯科医院によって異なります。再修復や再手術にかかる費用の全額を負担する内容もありますが、中には一部有償保障とされている項目もあります。また、保証の対象期間が短いケースや保証の対象となる歯科インプラント治療が限定されており自分の治療は保証対象外というケースも少なくないため、保証内容をしっかりと把握するようにしましょう。

歯科インプラント治療は自分が納得することが大事

歯科インプラント治療を受ける人が増え、歯科医師の医療技術も進んできていますが、100%成功する保証はありません。仮に治療自体が成功したとしても治療後になんらかのトラブルに見舞われる可能性もあります。歯科医院ですすめられるまま治療を受けることを決断するのではなく、歯科インプラント治療のメリットとデメリットに加え、治療を受けることで起こりうるリスクもしっかりと理解して、自分が納得して治療を受けることが大事です。

歯科インプラント治療に関するトラブルが心配な方は、保証書を発行してくれる歯科医院もあります。保証書があれば安心感が得られやすいですが、保証内容は歯科医院によって大きく異なるため、内容をしっかりとチェックするようにしましょう。

インプラント治療でおすすめの歯医者さん 近畿編

粟田歯科医院

出典:http://www.awatashika.jp/

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