インプラント治療者はアイコスを吸える?歯や歯茎への影響は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

たばこは吸いたいけど匂いや健康への影響が気になる人に話題の電子たばこ、アイコス。たばこに本来含まれている有害物質の90%がカットされているということで、品薄の状態が続いています。

インプラント治療者には、たばこが悪影響を与えるため、できる限り吸わない方がいいとされていますが、アイコスなら使うことができるのでしょうか。インプラント、アイコスそれぞれの特徴と、インプラント治療者がアイコスを吸った時に及ぼす影響について、歯科サプリ編集部がお届けします。

インプラントの特徴

インプラントって何?

インプラントとは、歯が失われた場所に、インプラントという人工の歯根を埋め、その上に人工の歯を作る治療法のことをいいます。保険診療で使われる差し歯と比較すると審美性が高く、咀嚼力も自身の歯と比べて遜色がありません。ただし、保険適用外の自由診療で行われるため、大変高額です。

インプラントは歯根を骨と結合させるために手術が必要で、治療期間も数ヵ月を要します。また、メンテナンスが必要で、メンテナンスを怠ると感染などのトラブルの元になります。

インプラントは感染に弱い

インプラントは人口の歯なので虫歯のリスクはありませんが、インプラント周辺の組織では、天然歯と比べて歯周病菌に感染しやすいと言われています。特に、手術直後に発生しがちな痛みやしびれなどが、術後2週間ほどたっても収まらないような場合は要注意です。また、自覚症状がないまま、感染症にかかってしまうことも少なくないと言われているため、定期的なメンテナンスのための通院と毎日のブラッシングは必須です。

インプラント周囲炎とは

インプラント治療者の代表的なトラブルが、インプラント周囲炎です。口腔内を清潔にできていない場合に起こる場合が多い症状で、インプラントの歯周病とも言われています。

症状初期は、歯茎が赤く腫れるだけですが、徐々に、インプラントと歯茎の間の溝が深くなっていきます。さらに進行すると、インプラントを支えているはずの顎の骨が溶けだしてしまい、インプラントがぐらついてきます。症状が進行していくとあごの骨がほとんどなくなり、インプラントはさらにグラグラな状態に。最終的には抜け落ちてしまうこともあるようです。

インプラント治療に問題が起こると解決しづらい

インプラント治療に一度問題が起こってしまうと、解決しづらいことも多いため、日ごろのケアがとても重要です。インプラント周囲炎のように、骨が溶けだしてしまったら、再生が難しいです。このような症状を予防するためにも、日ごろのケアやメンテナンスはこまめに行いましょう。

たばこが原因でトラブルが起こることも

インプラント治療者は、たばこを吸うことが普通の人よりも悪影響を与えやすいと言われています。インプラント周囲炎のリスクも高くなりますし、インプラントの手術時の手術創がたばこが原因で開いてしまった例もあります。たばこを吸っていることで治療が難しくなることもあるので、インプラント治療者はたばこを吸うことは避けましょう。

アイコスとは

アイコスとは加熱式電子たばこ

アイコスとは、火を使わない加熱式電子たばこのことを言います。火を使わないため、煙の量が少なく、受動喫煙のリスクも少なく済みます。独特の臭いはありますが、紙巻きたばこほどの強い臭いではありません。また、火を使わないので紙巻きたばこを燃やした時に発生するタールはほとんど含まれていません。

有害物質が90%カットされている!タールも大幅カット

アイコスは、有害物質が90%カットされており、発がん性物質と言われているタールも大幅にカットされています。紙巻きたばこに比べて、健康への悪影響が少なく済むとされています。また、タールは部屋の壁や衣類などへの着色の原因でもありますが、それがカットされるため、身の回りのものが汚れてしまうリスクも少なくなります。

また、タールは歯の着色汚れの大きな原因にもなっています。紙巻きたばこと比べると歯の着色汚れのリスクが大幅にカットされることはメリットです。

全ての有害物質がカットされているわけではない!ニコチンは?

アイコスには、たばこと同じように発がん性物質は含まれていますが、たばこよりは少ないです。しかし当然すべての有害物質がカットされている訳ではなく、10%は残っています。特に、発がん性はないものの、たばこの依存性の原因とも言われている、ニコチンが、アイコスには含まれています。

有害物質を含んでいるため、できればやめた方がいいものではありますが、やめられない人が多いのは、依存性の高い物質であるニコチンを含んでいるからです。

アイコスがインプラントに与える影響は?

ニコチンが血管を収縮させてしまう

アイコスに含まれているニコチンには、血管を収縮させてしまう作用があります。そのことが原因で歯肉への血流が悪くなってしまい、歯肉に栄養が行き届かなくなることで、炎症を起こしやすくなってしまったり、歯周病の原因になってしまうことがあります。

アイコスもたばこの一種であるため、吸わない人に比べると、口の中が不健全になりやすく、アイコスを吸うことでトラブルが発生してしまうリスクが高くなってしまいます。

インプラント歯周炎を悪化させてしまう場合も

インプラント治療者は、アイコスを吸うことで、インプラント周囲炎が悪化するリスクが高まります。紙巻きたばこを吸う人は、インプラント治療の成功率が吸わない人と比べて10%程度も変わるというデータもあるようです。アイコスは紙巻きたばこほどの悪影響はないものの、確実に口腔内に細菌が発生しやすくなるため、インプラント治療に対して決していい影響は与えません。

インプラント治療者はアイコスを吸ってもいい?

インプラント治療者は、アイコスを吸ってもいいのでしょうか。答えはNOです。なぜなら、インプラント治療にとっては百害あって一利なしだからです。

紙巻きたばこやアイコスを吸うことで、インプラント周囲炎などのトラブルが起こり、インプラントが長持ちしないことも考えられます。インプラント治療者は、強い意志を持って禁煙することをお勧めします。

アイコスはインプラントには悪影響!禁煙がおすすめ

今回の記事では、インプラント・アイコスそれぞれの特徴と、インプラント治療者がアイコスを吸った時に及ぼす影響について、ご紹介してきました。

インプラントは保険適用外で行われる人工歯根を埋め、その上に人工の歯を作る治療法のことです。治療には時間もお金もかかるうえに感染症のリスクにかかりやすいなどのリスクがありますが、審美性は高く虫歯のリスクもありません。

アイコスとは、加熱式電子たばこのことです。火を使わないため、煙の量が少なく、受動喫煙のリスクも最小限です。タールを含む有害物質が90%カットされていますが、依存性の高いニコチンは含まれています。そのため、やめるのが難しいです。

アイコスに含まれるニコチンには血管を収縮さえてしまう機能もあるため、インプラントには悪影響です。そのため、インプラント治療者は、禁煙することがおすすめです。

インプラント治療でおすすめの歯医者さん 九州編

山口こうたろう歯科

出典:http://yamaguchi-k-dental.com/

電話番号 092-407-5571
住所 福岡県福岡市早良区南庄5-11-15
アクセス 福岡市営地下鉄空港線 室見駅 徒歩15分
診療時間 【平日】9:00~13:00/15:00~20:00
【土・日】9:00~15:00
休診日 水曜日・祝祭日
URL http://www.yamaguchi-k-dental.net/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る