顎関節症になってしまったときの治療方法

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顎を動かすときに顎の関節の付近が痛くなったり、口を開けにくくなったりしてしまう顎関節症。そのまま放っておくなら生活に大きな支障が出てしまったり、顔も歪んできてしまったりと、症状がよりひどくなってしまうこともあります。顎関節症になってしまったら、どんな治療を受けて治したらよいのでしょうか。顎関節症の治療について、歯科サプリ編集部がお届けします。

噛み合わせを改善する治療法

歯科治療で噛み合わせを改善する

顎関節症の多くの原因となっている上下の歯の噛み合わせを改善することによって治療することができます。

治療していない虫歯があって、食事をとるときにもその歯を使わないようにして噛もうとするため、顎関節に負担がかかってしまっているケースがあります。その場合は、歯科医院で虫歯を治してもらって、食事をきちんと噛むことができるようにしてもらいましょう。

また、これまでに歯科医院で治療してもらったときのかぶせ物のバランスが悪くなっており、そのために噛み合わせも不自然になってしまい、顎に大きな負担がかかるようになってしまったというケースもあります。噛み合わせが正しくなるように再度かぶせ物などの高さを調整してもらったりして、歯の噛み合わせのバランスが取れるようにしましょう。

マウスピースを使用する

歯の噛み合わせのバランスを取るための優れた道具として、マウスピースの装着をすすめられるケースも多くあります。ゴムのように柔らかいプラスチックの素材でできたマウスピースを上あごの歯全体に装着します。金属製のマウスピースの場合もあります。

マウスピースを装着すると、夜間に歯ぎしりをして顎に負担をかけてしまうことを防げます。ストレスのために就寝中に歯を強く食いしばって歯ぎしりをする癖がある方でも、マウスピースを装着すると、歯ぎしりの動作のために動かそうとする強い力に対して、歯を安定した位置に留めておくことができるようになります。

外科手術で顎関節を治す

マッサージをして筋肉や骨を調整する

顎関節症による痛みは、筋肉の疲労やコリも原因のひとつですから、マッサージはとても有効で実際的な治療方法です。

顎を動かしている咀嚼(そしゃく)筋と呼ばれる筋肉の緊張をほぐします。また、顎だけでなく、連動しているさまざまなパーツの筋肉や骨の部分を優しくほぐします。首の後ろの部分、肩、こめかみのあたりなどをマッサージします。

可能な範囲で口をゆっくり開けたり閉じたりする運動や、顎を動かす運動も症状の改善に役立つとされています。セルフケアとしても行える治療ですから、歯科医院に診てもらう前の段階でも、顎が痛かったり口が開けにくくなったりした場合には、自分で可能な範囲のトレーニングをすることもできます。

顎関節付近の血行を促進する

顎関節の筋肉をほぐす別の実際的な方法は、温めることです。慢性的に顎関節からの痛みに悩まされているという場合は、関節付近の血行不良が起きている可能性があります。温めると血のめぐりがよくなり、痛みが起きている箇所に血液が十分に行きわたることによって症状の改善がみられることがあります。歯科医院では、レーザーを用いて顎関節部分を温めるという治療もあります。

家庭でもセルフケアとして、お風呂場でタオルをあてるなどして顎関節付近を優しく温めることができるでしょう。顎を動かすトレーニングなどと組み合わせて自分でできる簡単な治療法として行ってみることができます。もちろん、顎関節症の痛みが重度のものである場合は温めるだけでは治療とはなりませんから、歯科医院に相談することをおすすめします。

患部が熱を持っていたり腫れていたりするときには、温めることは逆効果になることがあります。温めてしまうと、さらに腫れ上がったり炎症が大きくなってしまったりする場合があります。このように、患部がズキズキと腫れて痛むケースでは、患部を冷たく冷却して、炎症を抑えることが効果的であるといわれています。

関節に関する治療方法と関節鏡手術

関節腔洗浄療法

歯の噛み合わせの調整や、筋肉のマッサージなどでも症状が治まらない場合は、外科手術を施して顎関節症を治すことになります。

「関節腔洗浄療法」は、「関節腔」を洗浄し顎関節の機能を回復させることができるといわれています。関節腔とは、関節のところにある膜に覆われたスペースで、関節の働きを潤滑にするための「関節液」がある場所です。関節液は、正しく機能していれば、いつも循環していて新しい関節液が関節腔に存在している状態を保ちます。

関節腔の関節液がきちんと循環していないと、古くなってしまった関節液が不要に溜まってしまい、顎関節症の痛みの原因になることがあるようです。それで、古くなった関節液を抜き出して、新しい関節液の分泌を促すというのが、この治療法の目的です。

2つの注射針を使って、生理食塩水を注入し、関節液を抜き出します。顎を切り開いたりするわけではなく、麻酔をして注射で洗浄をするだけの手術です。

関節鏡手術

「関節鏡手術」とは、耳の前の部分に小さな穴を開けて、関節内部専用に使用する内視鏡を入れて、顎関節の内部の様子をモニターで確認しながら診断したり治療を施したりすることができる手術です。レントゲン検査などで、関節円板が顎の骨との癒着が確認されたときなどに、この手術をすることがあります。ずれてしまった関節円板を元の位置に戻したり、骨と癒着してしまっている関節円板を骨から引きはがしたりすることが可能です。

内視鏡を入れるだけで顔面を切り開くわけではないため、患者への負担が少なくてすみますが、1週間程度の入院が必要となります。

関節鏡手術でも改善できない場合は、最終手段として、顎関節の部分を切り開いて直接観察しながら関節円板を正しい位置に戻したり切除したりする手術方法もあります。

状況に応じていろんな治療方法をチョイス

顎関節症の治療法は、痛みなどの症状に応じていろんな段階の治療方法があることがわかりました。マッサージや温めるなどの方法は、顎関節症と診断される前からも自宅でセルフケアとしても行なうことができます。

歯の噛み合わせは、顎関節症のためだけではなく、さまざまな身体の調子とも連動することがありますから、歯科医師と共に、普段から改善できる方法を相談することもできそうです。

手術が必要な状況になってしまったとしても、大掛かりに顔を切り開いて治療することはほとんどないようです。顎関節症の辛い痛みから早く解放されて楽しい日常生活に戻るための治療法の情報をぜひ活用してください。

顎関節症治療でおすすめの歯医者さん 中部編

山本歯科医院

出典:http://yamamoto-dc.server-shared.com/

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