歯科が怖い!インプラント手術って全身麻酔で受けられるの?

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「歯のインプラント治療をしたいけれど、痛そうだし、怖くてなかなか踏み切れない」という方は多いと思います。インプラント治療は、歯茎を切って骨にインプラントを埋める「外科手術」ですから、普段の歯科治療に比べて不安になる方がいるのは当然のことです。

局所麻酔では口の中の感覚は薄れても、意識はありますから恐怖はなかなかなくなりません。「いっそのこと全身麻酔でできたらいいのに」と思ったことはありませんか?果たしてインプラント手術を全身麻酔で受けることはできるのでしょうか。

今回は、全身麻酔下でのインプラント治療とそのメリット、リスク、さらにその他おすすめの麻酔法について、歯科サプリ編集部がお届けします!

全身麻酔という選択肢

結論からいえば、インプラント手術での全身麻酔は可能です。「怖くて手術に耐えられる自信がない」と考えている方はたくさんいますが、そんな方々に知ってもらいたいのが【全身麻酔】という選択肢です。

通常、インプラント手術は「局所麻酔」を使い患者さんの意識がある中で行われます。しかし、歯科治療に大きなトラウマがあったり、音や振動が多大なストレスになったりと、局所麻酔だけではなかなか手術が難しいケースも存在します。そんな方にとって、「気がついたら終わっていた」という全身麻酔での手術は救いの一手になるかもしれません。

全身麻酔が向いている方

一度全身麻酔にかかってしまえば意識は無くなるため、「意識がある状態だと治療が困難」な以下のような方には全身麻酔が向いているといえます。

・治療をしているという事実だけで拒絶反応やパニックが起こってしまう
・骨を削る音や振動が耐えがたい
・口の中に異物が入ると反射的に嘔吐反応を起こしてしまう

といった方です。

全身麻酔が向いていない方

一方で、全身麻酔ができないケースもあります。

・妊娠中の女性
・風邪を引いている、下痢をしている
・食べ物を食べた直後
・重い全身疾患のある方

などです。胃の中は空っぽにし、体調は万全にしてから臨みましょう。

全身麻酔のメリット

全身麻酔と聞くと「眠ったまま起きられないかもしれない」など、危険な話を一度は聞いたことがあるかもしれません。ところが麻酔の技術は年々進歩しており、特に20年ほど前と比べると劇的に改良されているのです。

一説によると、全身麻酔患者の死亡事故は10万例に1例ともいわれています。もちろん、体の負担を考えると局所麻酔に越したことはないのですが、全身麻酔も十分安全でメリットのある方法だと言えるでしょう。

恐怖や痛みを軽減できる

先ほども述べたように、麻酔がかかれば意識は無くなるため、全身麻酔のもっとも大きなメリットは「寝て起きたらすべて完了している」点です。その間の治療のことは一切覚えていないので、怖い思いや痛い思い、不安な思いをせずに済むのです。

また、たとえ痛さを感じなくとも、治療の時間が過ぎるのをただじっと待っているのは苦痛なことですが、全身麻酔なら「一瞬で終わった」と感じることができます。治療中は患者さんの体が動かないため、安全な施術を手早くできることも魅力です。

長時間の治療もOK

局所麻酔は切れるのが早いので、大がかりなインプラント治療にはあまり向いていませんが、全身麻酔ならそういった心配はいりません。局所麻酔だと30分~2時間程度、全身麻酔なら最大で8時間近く施術ができるそうです。

子どもや障がいを持った方にも

治療を怖がって暴れたり、協力的でないお子さまや、じっとしていることが困難な障がいをお持ちの方などは、全身麻酔での治療がとても役立つでしょう。

全身麻酔のデメリットやリスク

全身麻酔には多くのメリットがありますが、やはり大がかりな施術ですので、気をつけなくてはならないこともいくつかあります。

体への負担が大きい

意識がなくなる全身麻酔ですが、それと同時に呼吸も止まります。そのため、施術中は気管にチューブを入れ、酸素を送りつづけなければなりません。呼吸管理と同時に全身の体調や状態を慎重に見ていくことも不可欠で、患者さんの体への負担も大きくなります。麻酔から回復するまでの時間も長く、入院しながら行うことが多いです。

費用が高額

局所麻酔などに比べて、全身麻酔は値段が高額になります。保険適用できる場合とできない場合があり、公的な健康保険なら3割負担で済みます(7~12万円くらい)が、個人で入っている医療保険の場合は適用外であることが多いです。その場合は数十万から、高くて100万円ほどもかかってしまいます。

できる病院が少ない

全身麻酔は、様々な高度技術や設備が必要な医療行為です。歯科治療で麻酔をかけるのは歯科麻酔科医という専門医で、彼らはまだまだ数が少ないのが現状。そのため、治療を受けられるのが大きな大学病院などに限られ、地域に根付いた町の歯医者さんなどではなかなか実現しにくいといえます。

時間的拘束がある

入院する場合が多いため、忙しく働く方などは日数を確保できないことがあります。また、たとえ手術が終わっても数日は運動や運転を控え、安静にしていなければなりません。

全身麻酔に似た麻酔法【静脈内鎮静法】

インプラントなどの歯科治療には、全身麻酔も含めた麻酔法がいくつかあります。そのうち局所麻酔の次にポピュラーなのが、「静脈内鎮静法(セデーション)」というものです。

意識はうっすらあるのが静脈内鎮静法

静脈内鎮静法(セデーション)は、局所麻酔だけでは恐怖感がぬぐえなかったり、ドリルの音や振動が苦痛だという方が多く実践されています。腕の静脈から、点滴でリラックス効果のある向精神薬などを入れ、うたた寝をしているときのようなトロンとした気分、ボーっとした気分にさせる麻酔法です。

こちらの方法だと、長いあいだ完全に意識を失うことはなく、かすかに先生の声が聞こえるので呼びかけにも応じることができます。自発呼吸ができるので呼吸管理は必要ないですし、全身麻酔に比べて安全でリスクも少なく、治療したその日に帰れる(自分で運転することはできません)ため手軽です。

局所麻酔だけでは不安だけれど、全身麻酔をするほどでもないと感じている方には、この静脈内鎮静法がおすすめです。

自分に合った麻酔法を選ぶこと!

麻酔は、ひとりひとり効き方や反応が異なるため、十分に準備や検診を受けてから臨まなければなりません。局所麻酔でまったく痛みを感じない方もいれば、静脈内鎮静法でも意識が冴えてしまう方もいます。

たいがいは緊張と不安によるものなので、そういった方は全身麻酔を検討してみるのも良いでしょう。「局所麻酔→静脈内鎮静法→全身麻酔」の順に、体にかかる負担や費用・リスクは大きくなりますが、反対に、インプラント手術中に体感するストレスは少なくなっていきます。

様々な情報を元にできるだけ多くの選択肢を知り、自分自身の性格や体調、治療の規模などをよく鑑みながら、もっとも適した方法で快適にインプラント治療を行うことをおすすめします。

インプラント治療でおすすめの歯医者さん 近畿編

明石アップル歯科

出典:https://www.apple-dental.jp/

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