まずは半年後の歯の動きを目指して取り組みたい歯列矯正

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歯列矯正は歯科のなかでもとくに長い時間がかかる治療分野のひとつです。1~3年、歯並びの状態によってはさらに長い治療期間が必要となり、モチベーションを保つことが難しくなってしまう局面も少なくありません。

しかし、治療のゴールに向けた流れを正しく知ることで、不安や焦りを小さくすることができます。とくに歯の動きを実感しやすくなる時期などについて、歯科サプリ編集部がお届けします。

 

治療期間が長期化しやすい歯列矯正

歯列矯正は歯科の治療のなかでも、とくに長い治療期間が必要です。治療期間中は矯正装置の調整や歯並びの状態のチェックのために定期的に歯科医院に通院しなければなりません。

また、治療費用も高額になりやすいため、患者の負担は大きく、治療の途中でモチベーションを保つことが難しくなってしまう方も珍しくありません。なかには順調に治療が進んでいるのか、疑心暗鬼になってしまう方も見られます。

このように負担や不安が大きくなりやすい歯列矯正も、治療がどのようなステップで進み、歯並びがどのように改善していくのかということを正しく知ることで、モチベーションを保ちながら取り組むことができます。

歯列矯正で歯が動くしくみ

歯は歯槽骨に支えられていますが、歯と歯槽骨のあいだには歯根膜と呼ばれる組織があります。この歯根膜は食べ物の固さなどを感じ取る役割を担うなど、重要な働きをしています。歯列矯正は、この歯根膜の働きを利用したものです。

ワイヤーなどによって一定方向への力を歯にかけると移動方向の歯根膜が溶け、反対方向に骨が新しく作られることで、歯が移動していきます。歯列矯正における歯の移動はきわめてゆっくりです。移動のスピードは1ヶ月で最大1ミリ程度となり、動きも一様でないため、歯の位置が動いていることをなかなか実感できないことが多いようです。

治療期間中に感じやすい不安やストレス

歯列矯正はほとんどの方にとって初めての経験です。そのため、治療の進め方がイメージしにくく、長い治療期間のなかでは大きな不安にとらわれてしまう局面があります。

とくにワイヤーやブラケットなどの矯正装置を取り付けた直後は、歯が動いていることを実感しにくいにもかかわらず、痛みが感じられるという状態が続きます。痛みのために食べ物を強く噛むことができない場合も多く、不安やストレスが強くなってしまう方もいます。痛みは歯が移動することで、少しずつおさまっていくので、焦りや不安な気持ちが大きくならないようにすることも大切です。

歯列矯正に必要な治療期間と治療の流れ

全顎にわたる矯正治療は患者の年齢や歯並びの状態などによって異なりますが、ほとんどの場合、年単位の治療期間が必要となります。歯の表面にワイヤーブラケットを取り付けるタイプのオーソドックスな表側矯正の場合は2~3年、歯の裏側に矯正装置を取り付ける裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)は約3年、マウスピース矯正の場合も1~2年の治療期間が想定されます。

いずれの矯正装置を使用する場合でも、半年ほどの治療期間が経過するころには少しずつ歯が移動していることが実感できるようになっていきます。治療の結果が目に見えず不安に取りつかれてしまう局面もありますが、まずは半年をひとつの区切りとして治療に取り組むとよいでしょう。歯列矯正は長い時間がかかる治療です。歯科医師を信頼し、ゆったりした気持ちで治療に臨むことも治療に伴う不安や負担を小さくするうえで大切なポイントです。

治療計画の立案と矯正装置の取付け

矯正治療を行う場合、まず歯並びや顎の骨の状態などについて詳細な検査が実施されます。矯正治療を専門的に行う歯科医院ではセファロという特殊なレントゲンを診断に使用することもあります。検査結果をもとに治療計画が立案され、計画に沿う形で歯並びの改善が進められていきます。

歯並びの乱れは、顎の骨に歯が自然に並ぶだけのスペースが不足していることによって起こっているため、歯が並ぶスペースを確保するため、矯正装置を取り付ける前に抜歯が行われるケースもあります。その部分の歯を何本抜くかということは、事前に歯科医師とじっくり話し合って決定することがほとんどです。

矯正装置を取り付けた直後は、数日にわたって引っ張られるような痛みが出ることがありますが、この痛みは矯正装置によって歯に力がかかっていることによるものです。

半年ほどで実感しやすくなる歯並びの改善

矯正装置を取り付けてから3ヶ月ほどは、歯の動きをほとんど実感することができない状態が続きますが、半年ほどたつと、歯の位置の変化が感じられるようになります。

お口のなかで前後に倒れていた歯の位置が改善され、隣り合う歯と同じように顎の骨に並ぶようになってくると、口元の見た目も大きく変化します。また、口元の見た目に変化があることで、モチベーションを持ち直すことができるようになります。このような歯並びの変化をしっかりと感じ取ることで、長い矯正治療期間を前向きな気持で過ごしやすくなります。

半年を経過した後も、定期的に通院して矯正装置の調整を繰り返しながら、治療のゴールを目指します。

歯の後戻りを防ぐ保定装置

歯並びが整った段階で治療の完了となり、矯正装置を取り外します。矯正装置を取り外した後は、歯の後戻りを防ぐためにマウスピース型の保定装置(リテーナー)を装用する必要があります。多くの場合、1~2年の保定期間が設定されます。定められた時間、しっかりと保定装置を装用することが矯正治療を成功させるための最後の仕上げです。

歯列矯正の治療期間が長くなってしまう要因

当初、計画されていた期間よりも治療期間が長くなってしまうケースが見られます。歯科医師のテクニックが十分な水準に達していないことが原因となっているケースのほか、患者の矯正装置の使用やお口のケアが適切でないことが原因になっているケースが見られます。

装用時間の厳守が必要なマウスピース矯正

マウスピース矯正は取り外しが可能な矯正装置です。歯磨きやお食事の際には取り外すことが可能なため、治療期間中の生活上の不便を小さくすることができます。

しかし、1日20時間必要とされる装用時間を守らなければ、十分な治療結果を期待することが難しくなります。治療開始から半年を経過してもほとんど歯が動かない場合は矯正装置の装用方法に問題がないか確認する必要があります。

虫歯を予防するための入念なケア

矯正治療中は、お口のなかのメンテナンスが疎かになりやすい傾向があります。しかし、歯が虫歯になってしまうといったん矯正治療を中断して、虫歯の治療を行わなければならなくなり、結果的に治療期間が長くなってしまいます。歯科医師や歯科衛生士のブラッシング指導を受けながら、しっかりと毎日のお口のケアに取り組むことが大切です。

治療期間中のモチベーションの保ち方

歯列矯正には長きにわたる治療期間が必要となります。矯正装置の種類や患者の年齢などによって治療期間は異なりますが、1~3年程度にわたって治療が継続されます。

矯正装置を取り付けている期間中は、不安な気持ちが強くなり、歯列矯正に対するモチベーションが低下してしまう方も珍しくありません。矯正装置による歯の移動は、治療開始から半年ほど経過すると捉えやすくなります。見た目にも歯並びが改善に向かっていると感じられる時期もこのころです。

治療期間が長きにわたる矯正治療は、歯科医師と信頼関係を築きながらゆったりとした気持ちで臨むことが大切です。不安のある方もまずは半年後を目指して治療に取り組んでいただきたいと思います。

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三田矯正歯科医院

出典:http://www.mita41888.com/

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