歯の健康を保つため予防歯科にどれくらいの間隔で通った良い?

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歯の健康のためには、虫歯になってから治療するのではなくて、虫歯や歯周病にかかる前に予防することが大切です。最近は、予防医学の観点から予防歯科に重点を置いた歯科クリニックが増えています。今回は、虫歯や歯周病を予防するためのどういった施術があるのか、また、それらの施術にはどのくらいの間隔で通えば良いのかについて歯科サプリ編集部がお届けします。

フッ素塗布による予防歯科

フッ素塗布はどういった施術を行い、どのような効果が期待できるのか。また、頻度や間隔はどれくらいが理想的なのかをまとめました。

フッ素塗布とはどのような施術を行うの?

フッ素は、歯の表面の石灰化を促して、虫歯菌による浸食を防いだリ、細菌の活動を抑えたりする効果があります。虫歯や歯周病を予防するためにも、定期的なフッ素塗布の施術が大切です。施術方法は、濃度の高いフッ素を歯科医師が直接歯に塗布します。また、セルフケア用のジェル状になったタイプやスプレータイプのフッ素なども処方可能です。最近は、歯磨き粉にもフッ素が添加されています。フッ素入りの歯磨き粉を選ぶことも虫歯予防のために重要です。

フッ素塗布でどういう効果が期待できる?

フッ素塗布には3つのメリットがあるといわれています。1つ目は、歯の表面を強くして虫歯菌の浸食を受けにくくします。2つ目は、もともと唾液の中にはカルシウムが含まれていて、損傷した歯の表面を石灰化させて補強する機能を備えています。この再石灰化の機能を高めて、歯の構成物質であるカルシウムやリンの付着をサポートします。3つ目の効果は、虫歯菌を抑制させることで歯の表面を浸食する酸を減少させます。

フッ素塗布にはどれくらいの間隔で通えば良いの?

子供の乳歯は永久歯に比べて柔らかく虫歯になりやすいので、定期的にフッ素を塗るなどして強くしてあげる必要があります。間隔は1年間に3回から4回ほど、3ヶ月から4ヶ月に1度くらいの頻度が理想です。子供用のフッ素を配合したフルーツ味の歯磨き粉が出ているので、定期的なフッ素塗布と併行して、フッ素配合歯磨き粉による歯磨きがおすすめです。永久歯に生え変わったら、年に2回ほどのフッ素塗布で充分だといわれています。定期的な歯のクリーニングを利用して塗布してもらうと良いでしょう。

歯の歯垢や歯石を取り除くクリーニング

歯の表面に付着した汚れ(バイオフィルム)やこびり付いたプラーク(歯垢)などを除去する歯のクリーニングはいったいどういう施術なのか、また、その必要性やどれくらいの間隔で行えばよいのか見てみましょう。

歯のクリーニングはどういう施術なの?

歯のクリーニングには、歯の表面に付着した汚れ(バイオフィルム)を落とす施術や、プラーク(歯垢)が石灰化してこびりついた部分を取り除く施術などがあります。汚れ(バイオフィルム)を落とす施術は、歯の表面を傷つけることなく汚れだけを落とすジェット水流や、汚れを吸着させるサンゴパウダーなどを使って行います。施術後は汚れが付きにくくなるナノ粒子ジェルの塗布なども可能です。また、プラーク(歯垢)が石灰化した部分は、スケーラーなどの器具を使用して取り除きます。プラーク(歯垢)があると、歯周病になる可能性が高まるので、定期的なクリーニングが欠かせません。

歯のクリーニングの必要性は?

歯の汚れ(バイオフィルム)や石灰化したプラーク(歯垢)などを定期的にクリーニングした方が良いと言われていますが、どうしてなのでしょうか。プラーク(歯垢)は、食事をした後に作られ、放置しておくと固まりになって石灰化します。歯の表面や歯茎との境目に石灰化ができやすく、石灰化してしまったら歯磨きでは除去できません。プラーク(歯垢)はいわば細菌のかたまりです。歯周ポケットを深くして、歯茎を浸食してゆきます。いわゆるこれが歯周病です。ひどくなると歯茎がやせ細って歯が抜けて行きます。成人の約8割が歯周病にかかっているといわれています。また、歯周病は歯が抜けてしまうだけでなく、心臓病や糖尿病などとの因果関係も疑われています。虫歯がないからといって安心はしていられません。虫歯がなくても歯周病になります。

歯のクリーニングにはどれくらいの間隔で通うと良い?

歯のクリーニングを行う間隔は、歯の状態によって異なります。例えば、歯並びが悪くてプラーク(歯垢)や汚れが溜まりやすい場合は、毎月クリーニングを行った方が良いでしょう。また、歯並びがきれいで、毎日丁寧に歯磨きをする習慣の人は、年に2回ほどのクリーニングで充分です。できれは、かかりつけの歯科医に相談して、クリーニングの頻度を決めるようにしてください。

その他の予防歯科に有効な施術

歯を強くするフッ素塗布や歯周病や虫歯予防に有効な歯のクリーニング以外に、どういった予防歯科の施術があるのか、調べてみました。

セルフケアのためのブラッシング指導

歯科クリニックでのクリーニングはもちろんのこと、虫歯や歯周病を予防するためには毎日のセルフケアが大切です。歯科クリニックの多くでは、ブラッシングの指導なども行っているので、適切な歯磨き方法を学んで、虫歯や歯周病予防に生かすようにしてください。自己流の歯磨き方法では、汚れなどがキレイに取れないだけでなく、歯茎を傷めて歯周病の原因になっている場合があります。歯科医師や歯科技工士による正しい歯磨き方法の指導を受けるようにしてください。

歯周ポケットや噛み合わせのチェック

歯周病を予防するためには、歯周ポケットのチェックなども欠かせません。歯周ポケットの検査は、ペリオプローブなどの器具を使用してポケットの深さなどを測定します。歯周病の進行状況を調べて、さまざまな歯周病対策を講じます。また、噛み合わせのチェックも大切です。噛み合わせや歯並びが悪いと、プラーク(歯垢)などが溜まりやすくなり、歯周病などの原因になります。その他に歯の質や虫歯のリスクをチェックして、メンテナンス方法を指導する施術もあります。

虫歯菌や歯周病菌などのチェック

みなさんも子供の頃に経験したことがあると思いますが、Disclosing solution(歯垢染色剤)を使った歯垢のチェックなども歯科クリニックでは行っています。歯垢があると歯が赤くなる検査です。また、虫歯菌や歯周病菌が口内にどれくらい存在しているのかを、検査して数値化することで、虫歯や歯周病を予防する施術もあります。この検査の結果、虫歯菌や歯周病菌が多い場合は、抗菌剤と殺菌消毒薬による除菌やプラーク(歯垢)の定着を抑えるための施術なども可能です。

虫歯になってから歯科クリニックで治療を受けるのではなくて、虫歯になる前に予防することが大切です。また、成人の約8割が歯周病になっているといわれているので、虫歯がないからといって安心はしていられません。特に歯周病は痛みなどの自覚症状がなく、知らず知らずのうちに進行してしまう恐ろしい病気です。最近の研究では、歯周病は歯が抜けてしまうだけでなく、糖尿病や高血圧といった生活習慣病にも深く関係していることがわかっています。今回はさまざまな歯のクリーニンングやその必要性、施術方法、通う間隔などを詳しくまとめてみました。記事を参考にして、定期的に歯科クリニックへ通ってメンテナンスを行い、自前の歯を大切にしてください。

予防歯科でおすすめの歯医者さん 関東編

ナオデンタルクリニック

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