歯科治療の最先端!歯科で行う顕微鏡治療とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

肉眼では見えないぐらいの小さなものを拡大してみることができる顕微鏡。歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を歯科治療に用いた治療が話題になっています。

肉眼で行う歯科治療では、実は目に見えない部分も多く、歯科医によるカンや経験に頼る部分が多かったのです。今まで見えなかった部分を歯科医師が自分の目で確認しながら治療を行うことができるため、顕微鏡治療は歯科医療にとって大きなメリットをもたらしています。

そんな歯科の顕微鏡治療について、歯科サプリ編集部がお届けします。

顕微鏡治療ってどんな治療?

今まで見えなかった部分が見える治療

歯科治療は、小さな歯だけではなく、その奥の非常に細かな部分に施す治療です。そのため、肉眼では確認できない部分にも治療を行う必要があり、歯科医の腕や技術力が大きく影響する治療ともいえます。

その歯科治療に顕微鏡治療を用いることで、今まで見ることができなかった部分まで細かく見ることができるようになり、確認しながら治療を行うことができるため、歯科治療の分野で大きなメリットとなっています。虫歯などの治療という側面だけではなく、虫歯を予防する予防歯科の分野においても、病原菌を確認しながら取り除くことが可能になった顕微鏡治療は、大変役立っています。

顕微鏡治療の歴史

近年、歯科治療の分野で耳にするようになってきた顕微鏡治療ですが、耳鼻科や眼科、脳神経外科などの分野では古くから使用されてきました。歯科治療でも有効性を認められてから、90年代にはアメリカで使用されるようになり、アメリカの根管治療の専門医には、顕微鏡治療は必須となっています。

日本でも使用されてはきていましたが、機器が高くコストがかかり、歴史がまだ浅いなどの理由もあり、大学病院など一部の医療機関でしか導入されてきていませんでした。しかし、機器の進化などによりコストを抑えたものも発売されようになってきているため、導入する歯科医院が徐々に増えてきています。

顕微鏡治療の治療内容

虫歯治療

虫歯の治療においては、顕微鏡で拡大しながら治療を行うことで、虫歯を削り過ぎない適切な治療を行うことができます。肉眼で行なっていた虫歯治療では、虫歯を削る際には大きめに削るといった概念が主流でした。

しかし、細部まで精密に確認ができる顕微鏡治療では、虫歯と健康な歯を正確に見分けることができるため、削るべき部分とそうでない部分をはっきりと見分けることが可能になるため、健康な歯が犠牲になってしまうことを防げるようになります。健康な部分をしっかりと残すことができるため、結果的に歯の寿命も伸ばすことができるのです。

根管治療

根管とは、歯の根の中にある神経が入っている管のことです。虫歯により神経を取り除いた経験がある方も多いと思いますが、その後も根管に感染が残っている場合があります。この感染源を取り除かなくては、後に痛みを起こしたり、歯の寿命が短くなったりするなどの原因につながります。

感染源を取り除くために行われるのが根管治療です。非常に複雑に入り組んだ根管の治療を肉眼で行っていた時は、レントゲンなどを頼りにしながら、歯科医の経験やカンによって行われてきました。顕微鏡治療の登場で複雑な感染なども見落とすことなく治療ができるようになったため、根管治療は大きな進化を遂げています。

インプラント

歯がなくなってしまった場合に用いられるインプラント治療ですが、手術には大変細かな作業が必要とされます。顕微鏡治療を行うことで、細部まで細かく見えるために、インプラント手術による傷も最小限で済み、歯茎の状態も精密に確認することができます。

見た目の美しさも要求される前歯の治療には、特に顕微鏡治療が有効であるといわれています。手術跡が最小限で済むことで、手術跡の腫れや痛みなども最小に抑えることができるのも、顕微鏡治療のメリットになっています。

歯周病治療

歯を失う原因にもなる歯周病の治療にも顕微鏡治療は大きく貢献します。歯周ポケットは奥深くまで進行していることもありますが、肉眼で確認することは難しく、器具を入れる作業も大変難しいものです。

顕微鏡治療を行うことで、適度な治療を施すことが可能になり、病原菌をきちんと確認しながら取り除くことができ、細かな歯石も取り残すことなく除去できるようになります。歯周病の治療においても、顕微鏡治療は精密な治療を可能としているのです。

顕微鏡治療のデメリット

治療時間が長くなる

顕微鏡治療では、細部まで細かく見えることから、治療内容もより細かな作業が行われることになります。そのために、従来の治療と比べて治療時間が長くかかってしまうといったことはデメリットといえます。

肉眼では確認できなかった細部まで、歯科医が確認できてしまうことから、1つの治療にかかる時間もより多くかかってしまうことになります。もちろん、それだけ細部まで治療を施されているということは決してデメリットではなく、大きなメリットといえます。

費用の問題

顕微鏡治療は費用がかかってしまうイメージが強い方もいるかもしれません。保険適用外の治療も実際に行われることもあるため、費用面がはっきりとわかりづらい点はデメリットです。しかし、すべての治療が保険適用外となるわけではなく、保険適用内で行われる治療もあります。顕微鏡治療を行う際には、信頼できる医師のもと、きちんと相談の上で行う必要があります。

導入している歯科医院を探す必要がある

歯科治療における顕微鏡治療が浸透してきてはいますが、全ての歯科医院で機器を導入しているわけではありません。長年通っている歯科医院では導入していないといった場合、顕微鏡治療を受けるためには、導入している歯科医院を新たに探す必要があります。

主治医への信頼が厚い方は特に別の歯科医院に通うことに抵抗がある場合も多く、顕微鏡治療を受けてみたいと思ってはいても、躊躇してしまう原因になります。また、導入している歯科医院の中でもどこの病院が自分に合っているのかを検討するのも、手間に感じてしまう方もいるかもしれません。

歯の寿命を伸ばす顕微鏡治療

今まで見えなかったものが見えるようになる顕微鏡治療は、歯科の分野においても、肉眼で行っていた治療では不可能だったことを可能にするといった、歯科治療の大きな躍進に貢献しています。

自分の歯を末長く保つことは、歯の健康のためだけではなく、体の健康のためにも重要なこと。顕微鏡治療がさらに歯科医院に浸透し、誰もが顕微鏡治療を気軽に受けられるようになることで、自分の歯をいつまでも美しく保つことができるようになるのではないでしょうか。

顕微鏡治療でおすすめの歯医者さん 中部編

大脇歯科室

出典:https://www.o-sika.com/

電話番号 052-917-1182
住所 愛知県名古屋市北区若葉通1-26 グリーンシティアリサ1F
アクセス 名古屋市営地下鉄名城線 志賀本通駅 1番出口 徒歩1分
診療時間 【平日】9:00~12:30/14:30~18:30
【土曜】9:00~12:30/14:30~17:00
休診日 木曜日・日曜日・祝日
URL https://www.o-sika.com/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る