全部の歯をインプラントにした場合の費用や治療期間

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歯を失った際の治療として、インプラントと呼ばれるものがあります。インプラントは金属などの強固な素材でできたインプラント体と呼ばれる人工歯根をお口の中に埋め込み、その上部に人工歯冠を被せる治療を指します。

そんなインプラントは部分的に取り入れることの多い治療ですが、人によっては審美的観点や欠損の状態から全部の歯にインプラントを入れるということもあります。

ここでは全部の歯をインプラントにした場合の費用や治療期間について、歯科アプリ編集部がお届けします。

部分的なインプラントと全体的なインプラント

部分的なインプラントと全体的なインプラントでは、治療方法や特徴に大きな違いがあります。この項目ではそれぞれの特徴を中心に解説していきます。

部分的なインプラントの特徴

インプラントは欠損した箇所に施す治療ということもあり、一般的には一本や二本など部分的に取り入れることが多いです。一回法や二回法など手術方法には複数の種類がありますが、インプラント体を欠損箇所の顎骨に埋入するという手段は一貫しています。

欠損した箇所だけに処置を行うので、両脇を含めた他の歯への影響が少ないのが特徴です。顎骨に強固に固定されるということもあり、入れ歯やブリッジと比べて快適な使用感を得られるといったメリットもあります。

一回法は手術を一回で終わらせる治療方法を指し、人工歯根と人工歯冠を結合させるアバットメントを外に露出させておきます。こちらの治療方法はインプラントを埋め込む部分の顎骨にある程度の強度や密度が必要となります。

二回法は手術を二回に分けて行う治療方法を指し、1回目の手術でインプラント体を埋入した後、インプラント体と顎骨が固定されるまでしばらく放置します。その後、二回目の手術でアバットメントを装着していきます。こちらの場合は治療期間が長くなってしまいますが、顎骨の強度や密度に不安がある場合はこちらの治療を用いる必要があります。

全体的なインプラントの特徴

全体的なインプラントでは、全部の天然歯にインプラントを適用していきます。こちらも部分的なインプラントと同様にインプラント体を顎骨に埋入するという手段は同じですが、治療方法は大きく変化します。

治療方法としてはオーバーデンチャー治療やオールオン4治療などがありますが、これらについては下で詳しく解説していきます。

全部の天然歯をインプラントにする場合、部分的なものと比べて費用負担や身体的負担はどうしても大きくなってしまいます。しかし、事故や病気などで全ての歯を欠損してしまった場合でも、快適に使用できる歯をもう一度手にすることができるので、楽しい食生活の実現、明朗快活な毎日の実現など、クオリティオブライフの向上に繋げることができると言われています。

全部の歯をインプラントにする人の理由

全部の歯をインプラントにする人には、どのような理由があるのかいくつかピックアップしてご紹介いたします。

全部の歯の欠損を補う手段として

全部の歯をインプラントにする人の理由として一般的なのは、やはり事故や病気など何らかの事情によって全部の歯を欠損しまったということです。虫歯や歯周病といった口腔疾患が原因でどんどん歯を失い、最終的に一本も残らなかったというもの一つの理由です。

そのほかにも交通事故や何らかの病気によって歯を失ってしまったという人もいます。そのような人がもう一度快適に噛める歯を手に入れる手段の一つとして、全部の歯をインプラントにするという方法があります。入れ歯よりも快適に食生活を楽しみたい、天然歯のように不自由なく毎日を過ごしたいという思いから、このような方法を取られる人もいます。

費用負担や身体的負担の問題はありますが、これらがクリアできるのであれば選択肢の一つとして非常に有用かと思います。

審美的問題を解決する一つの手段として

全部の歯をインプラントにするもう一つの理由としては、歯並びや歯の部分欠損といった審美的な問題を解決するためというものがあります。特に芸能界で活躍している人や企業の社長など、他人とコミュニケーションを取る機会が多い人が全部の歯をインプラントにする傾向があるようです。

また、歯に関する美意識が高い人の中には、白く綺麗な歯を長く維持するという目的から天然歯を抜いてインプラントにするということもあるようです。しかし、歯科医師は健康的な天然歯の抜歯を良く思わない人も多いので、審美的問題を解決する手段としてほかの治療方法を提案する歯科医院も多いかと思います。

全部の歯をインプラントにする治療の種類

全部の歯をインプラントにすると言っても、その治療方法にはいくつか種類が存在します。その中から一般的に普及しているものに関して、ご紹介していきます。

オーバーデンチャー治療

全部の歯をインプラントにする治療方法として以前から存在するのが、オーバーデンチャー治療と呼ばれるものです。オーバーデンチャー治療とは簡単に言えばインプラントと総入れ歯を合わせたような治療です。

顎骨に四本程度のインプラント体を埋め込み、ボタンやマグネットによって総入れ歯を固定します。半固定式となっており総入れ歯部分は取り外すことも可能なので、メンテナンスや清掃が行いやすく、清潔な状態を長く維持しやすいのも特徴の一つです。

治療の費用は処置を行う歯科医院にもよりますが、70万円から150万円程度になります。部分的なインプラントが一本30万程度なので、比較すると費用負担は大きくなります。また、四本程度のインプラント体を埋め込むので、当然ながら一本埋め込む場合よりも身体的負担は大きくなります。

オールオン4治療

オールオン4治療は近年注目されている治療で、こちらもインプラントと総入れ歯を合わせたような治療になります。オーバーデンチャー治療と同様に顎骨に四本程度のインプラント体を埋め込み、そのインプラント体と総入れ歯をボルトで強固に固定します。

従来の入れ歯のように吸着させるだけでなく、支えとなるインプラント体に装着するかたちになるので、ズレや違和感が少ないといった特徴があります。以前から総入れ歯を使っていて、入れ歯の使用感に満足していないという人に適した治療かと思います。

しかし、まだまだこの治療に対応している歯科医院が少ないのが現実で、オールオン4治療を希望する際は一度歯科医院へ問い合わせしてみると良いかもしれません。オールオン4治療は歯科医院にもよりますが、おおよそ200万円前後で治療を受けられます。

じっくりと考えた上で決断することが大切

ここまでお話してきた通り、全部の歯をインプラントにするのには様々な理由があります。特に事故や病気など何らかの理由によって全部の歯を欠損した人にとっては、多様な選択肢が存在するのは嬉しいことだと思います。歯科医療の発展と共にどんどん新しい技術や治療方法も生み出されているので、これからまた違ったインプラント治療が出てくるかもしれません。

全部の歯をインプラントにする場合は、どうしても費用負担や身体的負担が大きくなってしまいます。そのため、治療を受ける際は、自身の経済状況や身体のことを踏まえてじっくりと考えてから決断することが大切です。

また、全ての人にこの治療が適しているとは限らないので、治療を希望する際はお口の専門家である歯科医師に一度相談してみるのが良いかと思います。

インプラント治療でおすすめの歯医者さん 関東編

コージ歯科

出典:http://www.kohjidc.com/

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